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慶応大生の性的乱暴事件の不起訴。
連日報道が続いている不可解な今回の事件。
どうして加害者は不起訴になったのでしょうか?また、加害者は権力者の子供という情報についても解説していきます。
事件の経緯
話題になっているのは、2018年の9月に、神奈川県葉山町の宿泊施設で起こった「集団準強姦容疑」で書類送検された慶大生6人の事件です。
10代の女子学生に酒を飲ませ、酩酊状態の女子学生を集団で性的乱暴をしたとして、書類送検されました。
6人の慶大生は、慶應義塾大学の「広告学研究会」に所属しているメンバーで、メンバーの親族には、政府大臣クラスの権力者の親族もいると話題になりました。
検察は、今回の事件に関してメンバー全員の不起訴を発表しており、メディアやネット上で大きな論議を巻き起こしています。
ちなみに、慶大生2年の男子学生は、2018年9月29日~12月25日までの間、今回の容疑と同じ「準強姦容疑」や、「強制性交未遂容疑」で5回も逮捕されていたようです。
なぜ不起訴になった?権力者の親族だから?
なぜこのような性犯罪が不起訴になったのでしょうか?
新聞では、事件発覚後に早い段階で被害者女性との示談が成立していたことが原因と報じていいます。
捜査関係者の話によると、男子学生らは取り調べに対して「酒を飲んでおり、覚えていない」、「合意があったと思う」と供述していたそうです。
性犯罪での起訴は、基本的に被害者の届け出が不可欠です。
被害者側から被害届が出されなければ、刑事裁判として立件もされません。
事件発覚後に立件されることを防ぐために、早い段階で示談交渉を行なったとみていいでしょう。
また、権力者の親族だからというのは、三権分立に日本ではあまり起こりえないと考えるのが筋です。
まして、現在支持率が43%(12月から2ポイント上昇)の安倍内閣の大臣クラスでしたら、今回の事件への関与がきっかけで内閣支持率の低下にも繋がるため、犯罪のもみ消しで違法な司法介入はされないとみるべきです。
司法国家である日本において、性犯罪者が不起訴になるというのは前代未聞の事です。
今回の事件では被害者と示談が成立していたとは言え、5回も逮捕されている凶悪な性犯罪者です。
不起訴になったとしても、今後同様の事件を起こす可能性は高いでしょう。
性犯罪者の再犯率は、世界的にみてもかなり高いと言われています。
そんな犯罪者を野放しにする日本の法律はどうなっているのでしょうか?
今回の事件は多くの見方がある事件と言えます。
不起訴にした検察に対する意見。
加害者に対する意見。
被害者に対する意見。
そして、この事件を報じている我々メディアへの意見。
一方からの意見に耳を傾けるのではなく、多くの側面から今回の問題を考えるべきではないでしょうか?
日本の法律や社会の在り方、そして報道の在り方。
凶悪な性犯罪を起こさないためにも、多くの方が今回の事件で何かを感じ取ってほしいと思いました。