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今年も開催される予定だった慶応義塾大学の「ミス慶応コンテスト」は、慶応一の美女を決めるためのコンテストであり、女子アナウンサーの登竜門とされる誇り高き祭典だ。歴代の受賞者にはNHKの芝由美栄、フジテレビの中野美奈子などそうそうたる顔ぶれがいる。このコンテストから人気アナウンサーを始め、テレビ局社員や芸能活動など、華々しい進路に進む女性が多い。
そして今年もそろそろ始まる「ミス慶応コンテスト」に、大勢の人が期待していた。しかし、10月4日にコンテストが中止となった事が発表された。原因としては、今回のコンテストを運営する「慶応義塾広告研究会」から未成年飲酒の不祥事が発生したことによるものだという。
しかしその後、10月13日に発売された週刊新潮と週刊文春の報道によると、その不祥事とは集団暴行だという事実が明らかにされた。大学側はその報道に関してはまだ明白に説明していないが、被害者であるAさんは、すでに被害届に警察に出し、加害者の一人が取材に応じたのだ。事件の始まりと詳細について、その経緯をまとめてみた。
未成年への飲酒強要
10月4日に大学側から主催サークルである「慶応義塾広告研究会」の解散が命じられたことによって、「ミス慶応コンテスト」は開催が中止になってしまった。サークルの解散を命じた理由は、未成年への飲酒強要が常態化していたからだ、という大学側からの告示があった。
事実上、慶応義塾広告研究会の不祥事による、コンテストの中止はこれで二回目だ。一回目は2010の頃、コンテストが開催する前のことだった。神奈川県横浜市にある日吉駅前、慶応義塾広告研究会に属すると思われる学生が10人ほど全裸の状態で商店街を駆け回ったのだ。当時並走していた女性サークルメンバーが証拠として動画を撮影したので、学生10人は全員わいせつ物陳列罪で書類送検されることとなった。
そして二回目の不祥事も一回目と同じく飲酒に関わっているが、実はそれだけではなく、なんとサークールのメンバーが未成年の女性に飲酒強要して、泥酔した女性に暴行をしたとのことだったのだ。
事件の真相
この真相を語ったのは、慶応義塾広告研究会の元メンバーである18歳の女子新入生であり、暴行をされた被害者Aさんである。Aさんの話によると、神奈川県の合宿施設に呼び出され、未成年にも関わらず飲酒をするよう指名された。その後、大量の飲酒によって泥酔してフラフラするAさんに、男性メンバーたちが行為を強要したのだ。
Aさんが抵抗したのも虚しく、三人の男性に暴行されている最中の姿は、スマートフォンで撮影されていた。その時の画像はまだ公開されていないようである。暴行の被害に遭ったAさんは母親に教え、母親はすぐ大学へ被害を訴えに行った。
しかし、大学側はヒアリングなどを行うこともなく、「警察に行け」の一点張りでAさんの母親を門前払いして、事件の真相を隠そうとした。大学の無情さに失望し、AさんとAさんの母親は警察に被害届を提出し、事件の真相を公にするためもあり、週刊文春に自分が被害を受けたこと全てを告げたのだ。
事件の真相が報道された後、慶応義塾大学は週刊新潮の取材に対し、「今回の処分は適正なものと認識しております」と答えたそうだ。その対応に対してネット上では加害者の親がお偉いさんだから庇ってるのではないかなどの噂が囁かれている。
ミス慶応コンテストの中止が発表された際、ファンの人からは嘆きの声が上がり、ファイナリストたちもため息を付くことになった。ネット上では事件を知っているファイナリストたちも存在しているではないかと、風評被害が出始めているとのことだ。
そして、暴行に参加したと自ら暴露した男性学生の一人が週刊文春の取材に応じ、「謝罪の気持ちは本当に・・・時が来たら連絡します」と言い残した。その「時」とは何時なのかは分からない。