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建国記念日、正確には、建国記念の日というが、今年は残念なことに、2月11日の土曜日で、振替休日はない。
これは、2月11日に固定されているためで、ハッピーマンデー制度は適用されない。
そして今年は残念なことに、金曜日や土曜日の、祝日がとても多い。
働く人にとっては、地獄の年となりそうだが、致し方ない。
話がそれたが、実はこの建国記念日、明治時代からの祝日で、歴史があり、その意味を知ると、心から祝うべき祝日なのだ。
意外と知られていない建国記念日の由来
建国記念日、文字通り国が出来た日、なのだがその由来は、紀元節と言うものから来ていることはあまり知られていない。
紀元節とは、初代天皇である、神武天皇が即位された日を2月11日とするもので、非常に歴史を感じさせるものである。
日本という国が出来た日、それも神話の時代の話、なんとも感慨深い。
明治時代に出来た、建国記念日、そこには深い歴史と、意味が込められているのである。
実はこの建国記念日、一度無くなってしまっているのだが、そこにもわが国の歴史が含まれている。
一度なくなりまた復活、おめでとう建国記念日
わが国日本の、近代史を語る上で、避けては通れないのが、第二次世界大戦での敗戦だろう。
実はこの建国記念日も、敗戦の被害者なのだ。
戦後GHQの指導の下にあった日本。そんな中、建国記念日もGHQの強い意志の元、廃止を迫られることになる。
恐らく、天皇制での強い統制の元軍部の暴走により、巻き起こった第二次世界大戦での、日本の戦いを見て、脅威を感じたアメリカが、愛国心を無くしてやろうという考えの下、指導したことだろう。
敗戦国とあって、GHQには逆らえず、建国記念日は廃止となってしまうのだが、象徴天皇となったものの、天皇制が無くならなかった事は唯一の救いだろう。
廃止されてしまった、建国記念日だが、それから数年後、紀元節を復活させようという動きが国会で起こる。
しかし、天皇制の元制定された過去のある、紀元節に、当時の野党が「戦争時を連想させ、保守的だ」として猛反対。
何とか復活させたい人の動きによって、純粋に「建国を祝う日」として、建国記念の日として1966年に制定された。
敗戦という歴史の波にもまれた、建国記念日、由来を紐解くと最も歴史のある祝日と言うことになる。
由来を知ると2月11日に固定されているのが良く分かるだろう。
建国記念日は、歴史に感慨を感じ、日本という国に感謝しながら過ごしたいものである。