【人気急上昇中の記事】 現在 18 名が閲覧中...![]() あなたのマンション、現在の価値がサクッとカンタンに調べられるツールが、いま話題に。 |
核兵器や弾道ミサイルの廃棄を宣言した1回目の米朝首脳会談からはや3ヶ月。
政治の世界では次の米朝首脳会談がいつ開催されるかが注目を集めています。
アメリカは「早く核兵器や弾道ミサイルを廃棄しろ」といい、北朝鮮は「アメリカが我が国を攻めてこないことを確約しろ、朝鮮戦争の終結を認めろ」と主張は平行線をたどったままです。
この状態を打破するために2回目の米朝首脳会談が開かれるのではないか、と待望論が先行しているのですが、実際にはいつどこで首脳会談が開催されるのでしょうか。
首脳会談を開催したいのは北朝鮮側の意向?
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9月中旬にピョンヤンに出向き金正恩(キム・ジョンウン)委員長と首脳会談を行っています。
この首脳会談は北朝鮮側の意向を受けて韓国側が応じたものですが、その目的は「アメリカにとりなしてほしい」と言う北朝鮮側の意向に他なりません。
実際、文大統領は9月24日トランプ米大統領と会談した際に「北朝鮮の非核化は北朝鮮内部でも公式見解とされている」ことと「金正恩国務委員長が早期にトランプ大統領に会うことを望んでいる」ことを伝えています。
文大統領としては北朝鮮側の意向を伝えることと、本当に北朝鮮を比較化してもらいたい意向がありますが、この報告に対してトランプ大統領は明確な意思を明らかにしていません。
アメリカ側から北朝鮮に譲歩する状態ではない
文大統領がいくら「北朝鮮の非核化は北朝鮮内部でも元に戻せないほど進んでいる」と言えども、トランプ大統領としてはそれをしっかりと確認したいわけです。
トランプ大統領としては、アメリカに弾道ミサイルが飛んでこないことを確約することが第一で、北朝鮮の言い分ばかりを聞くつもりは毛頭ありません。
実際、文大統領に対しても「しっかりと約束を履行させるように」「約束の履行がないまま相手に有利な対応はしないように」とトランプ大統領が釘を刺したとされています。
アメリカにしてみれば、今まで北朝鮮には何度も騙されています。
北朝鮮にしてみれば「騙したつもりはない」「アメリカが誠意のある対応をしなかったから対応しただけの事」なのでしょうが、アメリカの記憶を書き換えることはできません。
まず北朝鮮が目に見える対応をすること、それを確認できる機会として米朝首脳会談を開催することをアメリカは望んでいるでしょう。
と言うことは、第2回首脳会談の場所は平壌と言うことも十分にあり得るでしょう。
平壌で第2回首脳会談が開催されたとすれば、史上初のことになります。
トランプ大統領の目の前で弾道ミサイルを10基も20基も破壊するデモンストレーションでもやってみれば、心証は変わるかもしれませんね。
でも、今までも同じように数多くある核関連施設の1つを破壊してみせ、残りは隠し続けて運営してきたのが北朝鮮です。
「うそをつくのが当たり前」と言う北朝鮮の姿勢を根本的に改めさせること、改めたことをいかにアピールできるかが、第2回首脳会談の成功のカギを握っていると思われます。