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最近話題になっている「昆虫食」をご存知ですか?
熊本県にあるバルーンショップに設置してある「昆虫食自動販売機」が注目を集めています。
今回は、昆虫食についてと、昆虫食自販機の利用者についてまとめていきます。
世界では常識?昆虫食とは?
昆虫を食べる…。
この言葉を聞くだけで、悪寒が走りそうなものですが、実際、世界中で昆虫を食料として扱われているのは、日本であまり報道されていません。
昆虫食はアジアで29ヵ国、南北アメリカで23ヵ国、アフリカでは36ヵ国で「食料」として扱われています。
日本でもイナゴの佃煮や、蜂の子の佃煮などが缶詰で以前から販売されています。
こうした昆虫を食べるということは、昔から行なわれていました。
タイの一部地域では、昆虫食の習慣が「嗜好品」という扱いで未だに残っており、テレビ番組でも度々取り上げられています。
アジア圏の昆虫食の基本は、「素揚げ」や、「調味料」が挙げられます。
ゲンゴロウやタガメなどが油で素揚げされ、山積みになって市場で販売されていることもあります。
昆虫食は、栄養価が高く、例えば、コオロギ4匹で、大きめのコップ1杯分の牛乳と同程度のカルシウムが摂取できる他、フンコロガシ1匹でステーキよりも多い鉄分を摂取することが可能です。
将来の食料危機に向けた昆虫食の研究は、ヨーロッパ圏でも進められており、デンマークやロンドン、スイスでも昆虫を使ったスーパーフードの開発が進められています。
昆虫食自販機の利用者は?物好き?
熊本県の昆虫側自販機のニュースでは、1カ月間で50万円以上の売上があったと報じられています。
自販機で販売されている昆虫食の値段は、700円~1300円(徐々に値上げしています)と、決して安くはない価格です。
50万円を平均単価の1000円で割ると、およそ500人の利用者が昆虫側自販機を利用したことになります。
報道ではどんな客層の人が購入したかまでは触れていませんが、ネット上で多くの記事を発見しました。
ユーチューバーやブロガーの「食べてみた」系のネタとして購入されているものもあれば、お菓子感覚で購入した人もいます。
意外に幅広い層に販売されているという感じがしました。
また、外国人観光客にも人気のようです。
映画にもなった「テラフォーマーズ」では、ゴキブリを火星に住ませて、環境整備を行なうという設定でした。
近い将来、人口増による食糧難は避けられないという説があります。
テラフォーマーズのような世界が実際に起こり得る可能性もあるでしょう。
ゴキブリは、昆虫食の中でも特に栄養価が高い、スーパーフードとして注目されています。
見た目のグロさから、嫌悪感を抱く人も多いですが、将来はお米やパンに替わる主食になる可能性もあります。
未来の食糧難に備えて、試しにチョコレートでコーティングされたバッタから試してみてはいかがでしょうか?
プロテインやサプリメントよりも効果があるかも知れませんよ。