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YouTube動画がジャスティン・ビーバーにツイートされたことにより、一躍世界中で時の人となったシンガーソングライターのピコ太郎さん。動画再生数は25日時点で9,000万回を超え、いまも増え続けている。
そんなピコ太郎さんだが、フジテレビの情報番組「ノンストップ!」でタレントと西川史子さんに曲の収入金額を尋ねられた際に「1円ももらっていません」と答えたことで周囲を驚かせた。
ブレイクから間もないこともありお金が入ってきていないようだが、実際に形となった場合どれだけ稼げるのだろうか。
現時点での収益はゼロ。だが潜在収入は数億円との噂も!?
今の時点ではまだ収入が形となっていないのでPPAP動画による稼ぎはないようだが、噂では数億円になるのではないかと言われている。その背景には、YouTubeの収入形態に秘密があるようだ。
25日時点でのピコ太郎さん自身が投稿したPPAP動画の再生回数は9,000万回にのぼり、YouTubeの動画視聴による最高単価で計算した場合で9,000万円になるが、収入源はこれだけではない。
YouTubeは2007年から「コンテンツID」という機能を導入している。これは本家動画を使用して別の投稿者が視聴数を稼いだ場合でも、正確な著作権者保持者に関連動画の収益が入る仕組みのことだ。
ピコ太郎さんはPPAPの投稿の際にこの機能を利用しているので、自分の動画の他にも、他で投稿されたPPAP関連の動画収入も手に入れることができる。
すでに世界中で投稿されたカバーなどの関連動画再生数は約6億回にのぼると言われており、中にはトランプ次期大統領の孫娘のアラベラ・ローズちゃんがPPAPを歌っている動画まである。
これらすべてが後々手元に入った場合、ピコ太郎さんのPPAP動画による収入金額は約数億円になると考えられている。
なぜこんなに売れた?PPAPの魅力と古坂大魔王の原点
それにしても、あの曲がこのような世界的ブームを引き起こすとは誰が予想しただろうか。
この曲の制作者であるピコ太郎さんもこのブームについて話した時に「自分が世界で一番売れたと思っていない」と主張しているが、10年以上前からピコ太郎さんは音楽を用いて「世界をびっくりさせたい」という目標を掲げて続けてきた。
当時の有名番組であった「マネーの虎」に出演した記録がある。自分の事業に出資してほしい人を募り、出資者の前で直にプレゼンを行って値段をつけてもらう番組なのだが、ピコ太郎さんはロンドンでバンドデビューし、世界を驚かせたいという目標を掲げ700万円の出資を希望していた。
結果的にこの時は経験の浅さから出資してもらうことは出来なかったが、和風テクノミュージックや即興でのアカペラが好評を得て、絶対に売れると後押しする審査員もいたようだ。
ネット環境が今ほど整っていない時期だったこともあり出資者の理解を得るのは困難だったようだが、手軽に自分をプロデュースできるようになり、自身の感覚をそのまま世界に発信できたことが大きな強みになったと言えるだろう。
いまやどんな動画が一攫千金を狙えるか分からない。身近な周囲から理解されなくても、思い切って世界に発信してみるのも面白そうだ。