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大晦日に開催されるキックボクシングイベントRIZINにて、元ボクシング世界チャンピオンのフロイド・メイウェザー氏と、現RIZINチャンピオンの那須川天心選手のスペシャルマッチが発表され話題を呼びました。
しかし、メイウェザー氏のSNS上で急遽キャンセルという事態になり、色々な憶測が飛んでいるようです。
今回は、どうしてメイウェザー氏がRIZIN出場をキャンセルしたのかという理由について解説していきます。
メイウェザー氏の言い分
メイウェザー氏の言い分は以下です。
引用元:https://www.instagram.com/p/Bp49AUphcLu/
直訳すると以下の内容になります。
“残念な東京の旅になってしまった。
大晦日のイベントで那須川天心選手とエキシビジョンをするつもりでした。
実際に3分3Rのエキシビジョンで合意しましたが、公式な試合であるとは伝えられていませんでした。
会見では、エキシビジョンではなく、公式の試合ということになって、記者会見の会場も当初とは違い大規模なものになっていました。
また、世界中に放送される予定もありませんでした。
小さい場所で気軽にやるエキシビジョンだと聞いていました。
記者会見の場所ですぐに否定しても良かったのですが、世界中から記者の皆さんが集まっていたため、我慢しました。
エキシビジョンの契約だったと証明もできます。
私は引退したボクサーで、今回行う予定だったエキシビジョンマッチのように、世界各地でイベントを行なっています。“
RIZINの勇み足なのか?それとも…
日本のメディアでは、RIZIN側の契約上の不手際が指摘されています。
最初の契約上から、テレビ放映されるイベントであることや、大きな会場で試合を行なうことなどが伝わらないままエキシビジョンマッチの契約がされたということです。
また、双方の意見の食い違いもあることから、メイウェザー側も契約内容の確認をきちんと行なわずに契約書にサインを行なった可能性もあります。
RIZINは、フジテレビのテレビ放送権があり、地上派で流れる格闘技イベントとしてはK-1よりも知名度が高いです。
現在のK-1は、地上波での放送は基本的にテレビ録画による放送です。
生中継はインターネットテレビでしか視聴できません。
格闘技界人気を背負うRIZINがK-1という団体に差をつけるために組まれたと言っても過言ではない、ビッグマッチが消滅したのはファンとしては残念としか言えません。
今回の報道でよく耳にするのが、「猪木VSアリ」戦です。
1976年に日本で行なわれた異種格闘技戦で、「世紀の一戦」とも言われました。
マットに仰向けになってモハメド・アリ選手にキックをしたことで、その技の名前が「アリ・キック」と名付けられた程、有名な試合です。
この世紀の一戦も、試合までは紆余曲折がありました。
一度白紙になった猪木VSアリ戦でしたが、長い交渉の末、世紀の一戦が実現したのは奇跡としか言えないでしょう。
メイウェザー氏も、現在は引退しているとは言え、人気の面では世界1,2を争うボクサーの一人です。
今回のように一度白紙に戻した契約がRIZIN側からの交渉によって、再度マッチメイクがされるのではないかとも言われています。
格闘技ファンとしては、見たい人も多いかも知れませんが、個人的にはあまり見たくありません。
タレントやアイドル、俳優やお笑い芸人のように、少し格闘技ができる人は、誰でも大晦日の格闘技イベントに出す傾向があります。
メイウェザー氏は、かつてラスベガスで何百億のファイトマネーで試合をしたスーパースターです。
サッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手よりも個人収入が多いのはプロボクサーだけです。
そんなスーパースターを、見世物のように大晦日のイベントに出場させることにどんな意味があるのでしょうか?
RIZINの勇み足と言われてもおかしくない今回の騒動でした。
今後契約内容の見直しなどが行なわれるのかは不透明ですが、あまり期待しないほうがいいかも知れませんね。