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体操女子の日本代表にも選ばれた宮川紗江選手が日本体操協会からパワーハラスメントを受けていたと告発した件が盛り上がっています。
パワハラと言えば日本レスリング協会の栄理事と伊調馨選手、そしてそのコーチとの間でも行われたとして問題になりました。
そして日本大学アメフト部でも選手に対するパワハラが話題になったばかりで、再びスポーツ界をパワハラ疑惑が揺り動かしています。
今回のパワハラについては、陰謀説もささやかれているようですが、今までに分かっていることはどれくらいあるのでしょうか。
宮川選手の言い分は「専属コーチが過剰に処分を受けた」
宮川選手を指導していたのは速見佑斗コーチです。
事の発端は、速見コーチが宮川選手に暴力行為を働いたパワハラが原因であったようです。
それを重く見た日本体操協会は速見氏に指導者として無期限登録抹消などの処分を与えたのですが、宮川選手はここまでの事態になるとは思っていなかったようです。
8月29日に宮川選手自身が会見を開き、速見コーチによる暴力はあったがお互いに行き過ぎた行為であったと和解していることや、和解しているにもかかわらずに厳しい処分を下した日本体操協会の方針に異議を唱えています。
そして速見コーチに対して協会がパワハラをしていることを告発したのです。
まさかこのような展開になるとは、誰も思っていなかったようです。
日本体操協会はなぜ速見コーチを処分した
宮川選手への暴力事件が明るみになったのは7月のこと。
この時、日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長と塚原光男副会長が宮川選手から事情を聴取しています。
実はこの時、両塚原氏が宮川選手にあることを語っています。
「速見氏に暴力の話が出ている。あのコーチはダメだ」とか「だからあなたは伸びない。私なら速見の100倍教えられる」などと言われているようです。
また「あなたの家族も速見氏を信じているのであればおかしい、あなたが独り立ちしないと一流選手になれない」とも言われたようです。
このことは宮川選手自身が会見でも明らかにしており、この時の両塚原氏の対応は「高圧的」だったとして、協会への不信感を募らせることになったようです。
宮川選手に名指しされた両塚原氏は、実は夫婦。
体操選手として優秀な成績を収めたご両名ですが、体操協会そのものに長年い続けることで「独裁者」との声もあるようです。
今回の名指し批判に対しては、代理人を通じて「31日の午前中までにコメントを発表する」としている塚原夫妻。
自らたちには落ち度はないことを主張すると思いますが、ここまでごたごたするようでは協会の体質も批判にさらされるでしょう。
こんなにスポーツとパワハラが結びつくようでは、東京オリンピックを成功させようとする機運もそがれてしまい残念です。
少しでも早く事実を解明して、100%明らかにしていただきたいものです。