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富山市にある水橋高校で生徒の頭髪などの検査の際、校則違反の生徒の頭髪を切っていたことがわかった。
教員の聞き取り調査から生徒の了解はあったとしている。水橋高校の髪切り生活指導の真相と髪を切られた生徒の本心はどうなのだろうか。
“水橋高校”髪切り生活指導の真相は?
水橋高校で本年度、生徒の頭髪検査などの際に、校則の基準を満たすために6人の教員が44人の生徒の頭髪を切っていたことがわかった。水橋高校は月に1回、服装指導を行い服装や頭髪検査を行っている。
頭髪は、男女とも前髪は眉が見える程度の長さ、男子はもみあげが耳の中間まで、側頭部は耳に掛からない長さなどとなっている。校則の基準に満たない生徒は繰り返し指導するものの、従わない場合は教員が切っていたとのことだ。
この際に、生徒は同意を得ていたとされている。全校生徒477人に対し、生徒44人が教員により髪の毛を切られている。それだけ、生徒も校則の基準を満たしていなかったのだろう。
水橋高校の校長は「あってはならない指導だった」と答えており、今後は教員が髪を切ることはないだろう。
髪を切られた生徒の本心は?
ここで気になるのが髪を切られた生徒の本心はどうなのかだろう。いろいろ調べてみたのだが、髪を切られた生徒の言葉を見つけることができなかった。しかし、44人も頭髪を教員に切られていたなら、取材に応じる生徒がいてもおかしくない。
また、髪を切った教員は、生徒の同意を得た上で切ったとしている。これらのことを考えると、案外生徒の本心としてはそこまで問題視していないのかもしれない。しかし、客観的に見るとどうしても行き過ぎた指導に見えてしまう。
県教委教職員課は「行き過ぎた指導で、誠に遺憾だ。今後、適切に対応したい」と述べている。まさに、今後適切に対応し、教員は生徒と真摯に向き合ってもらいたい。
富山県の水橋高校では、教員が校則の基準を満たしていない生徒の髪を切っていたことがわかった。教員6人が44人もの生徒の髪を切っていたのである。全校生徒が477人なので、約1割の生徒が教員によって髪を切られていたのだ。
髪を切られた生徒の本心についてはわからない。ここまで取材に応じておらず、髪を切られた生徒の声がわからないのだ。しかし、生徒の同意を得た上で切ったというのが本当なら、生徒もあまり問題視していなかったのかもしれない。
だが、行き過ぎた指導であることに間違いはなく、今後は別の形で生徒に指導をするようにしてもらいたい。