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国有地格安売却問題で追及が続いているが、その売却先である森友学園が右翼ではないかと話題になっている。
この問題が持ち上がった当初から森友学園の児童教育への批判があったが、それに加え理事長である籠池康博氏の電話インタビューが差別的だと問題視されていた。
さらに2月27日に森友学園が運営する塚本幼稚園の右翼教育動画がアップロードされたことにより、安倍総理が政治的な偏向教育を行っていた疑いが浮上してきた。
果たして運営母体である森友学園は籠池理事長の主導する右翼団体なのだろうか。その背景を見てみよう。
森友学園は右翼団体?その教育内容の実態は
まずは籠池康博氏が理事長を務める森友学園の噂を見てみよう。
森友学園は昭和25年に大阪府で認可された私学の保育園であり、神道に基づいた教育を特色に掲げている学校だ。
日本人のアイデンティティの確立に力を入れていることでも知られ、教育勅語の唱和がメディアでも取り上げられている。
自由と多様性が認められている建学の理念に基づけば、これ自体に問題はない。現にキリスト教や仏教を教育に取り込んでいる保育園では、聖書や経典を読むこともある。
だが、この森友学園が運営に携わっている塚本幼稚園の教育方法が異様だという指摘が相次いでいる。
きっかけは2月27日にNHKのニュースに取り上げられた動画だ。
2015年に行われた運動会の宣誓中に「安倍首相、頑張れ!安倍首相、頑張れ!」と繰り返させたり、「安保法制、国会通過、良かったです」と言わせる場面があり、政治的な偏向教育があった可能性を指摘された。
さらに全文を調べていくと「尖閣諸島・北方領土・竹島を守る」「日本を悪者として扱う中国や韓国」といった文言も含まれていたようだ。
籠池理事長は右翼なのか?異常な児童教育の内容とは
このような右翼教育はいつから行われていたのだろうか。
塚本幼稚園に通っていた人たちの証言を見ていくと、以前から教育勅語の唱和などはあったが比較的普通の幼稚園だったようだが、2014年に籠池夫人が副園長になってから退園者が続出した。
籠池夫人は先代・森本寛氏の娘だが彼女の就任後から右翼教育要素が強くなり、教員や園児の半分以上が退園している。
出来が悪いと判断された子が下の学年と一緒にされる、荷物が捨てられたという話の他にも、トイレの時間が決まっていて漏らして怒られるのを怖がった子供が水を飲まないと言ったケースも報告されていた。
夫の籠池理事長も過去のインタビューの中で、在日外国人に対して「我々の教育方針と合わない」「それなのにどうして入ってきた。変な人ですよ」「おぞましい」といった発言をして強く批判されていることもあり、夫婦ともに思想に偏りがあると言えるだろう。
相次ぐ報道で退園者が続出している塚本幼稚園。運営の大本となる森本幼稚園の今後が問われそうだ。
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