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成宮寛貴の薬物疑惑で大きな波紋を呼んだ先週のフライデー。最近の週刊誌では、特大ネタで部数を伸ばすため「第二弾」「第三弾」という形で、ネタを引っ張る方法が主流となっている。
フライデーの第一弾スクープは、あの記事一本では「証拠不十分」が否めなかった。解像度の低い写真が掲載され、成宮寛貴の薬物使用現場として報道されたわけだが、「本当は『ねるねるねるね』を食べていただけだ」という意見も出て、結局何が本当かわからない状態になってしまった。
成宮寛貴のフライデースクープがヤバイ!(記事内容紹介)
成宮寛貴のコカイン場面は「ねるねるねるね」の調理場面だった?
証拠としては非常に弱かったのだ。その状態でFRIDAYが名誉毀損を覚悟で報道してしまうことは考えづらく、かつ、ネタ元のA氏が本当に成宮の知人であるなら、より強力な証拠があったと考えるのが普通だ。
そのような状況で、続報の期待が高まっていたのだが、12月9日発売のFRIDAYはその期待に十分に応えるものだったといえるだろう。成宮とA氏のやりとりの音声データを書き起こしたものが報じられたのだ。
その記事を読めば、捏造にしてはリアルすぎていると感じるはずだ。その文章が発するオーラを感じ取れば、少なくとも記事に嘘がないことはわかる。
今回の記事では、フライデー第二弾続報の最新情報をご紹介したい。
成宮寛貴フライデーの音声データは?
フライデーによると、前回のタレコミを持ってきたA氏は、成宮寛貴から薬物を購入してくるよう指示を受けた音声を持っていたという。フライデーではその音声に録音されたやりとりが掲載されている。
A氏は成宮とレストランで食事を取っている際に、薬物を買ってくるよう指示をされ、仕方なく外へ出て外国人の売人から購入したのだという。その後レストランに戻ると、成宮寛貴は慣れた手つきで薬を粉末状に砕き、持っていた1000円札を丸めてストロー上にし、鼻から吸い込んだというのだ。
その後、別れた二人だが、しばらくすると成宮寛貴から電話がかかってきたという。成宮寛貴は、今日のものが「美味しかった」といい、A氏がもう一つ買っていこうかと提案すると、もう一つ持ってきてほしいと頼んだのだ。
成宮寛貴は、常習者の間で知られている「チャーリー」という呼び名を連呼し、薬物を要求していた。個数と金額まで成宮寛貴の口から出ており、この音声データが実在していれば、完全にアウトの内容だ。
成宮寛貴の事務所の対応
これに対し、成宮寛貴の所属事務所のトップコートは、第一報の直後に「あらゆる法的措置を取る」とコメントを発表しているが、それから5日経ってもなんらアクションを起こしていないようだ。
さらに、フライデーの編集部に探りを入れるような電話をかけてきたことも記事には記されている。明らかに、さらなるネタが掴まれているのかどうかを探りにきている意図が見える。記事を読む限り、フライデーの出方次第で、対応を考えようという魂胆が見え隠れしている。結局、フライデー側が毅然とした対応を取ったため、事務所は引き下がったようだ。
通常、名誉毀損などで訴えた場合、「事実と異なる情報を流して、相手の名誉を傷つけたかどうか」が争点となる。逆に言えば、訴えてしまえば、そのスクープの真相が白日の下にさらされるということになるのだ。
今後はどうなる?
フライデーからすれば、スクープを報じることで得られる利益と、ネタ元が嘘で訴えられて名誉毀損になるリスクを天秤にかけた上で出したネタだ。しかも今回はトップ俳優の特大スクープ。これを外した場合のリスクはあまりに大きい。松本人志がワイドナショーで「下手したら廃刊になるレベル」と言ったようだが、まさにそれだけのリスクを負う報道だ。
逆に言えば、そのリスクを見切れるだけの物証を掴んでいたと考えるのが自然だろう。一方の事務所側からは、法的な訴えを起こしたという事実はまだ報じられていない。
この構図は、政治の世界などでもよく見られる。少し前に、復興大臣の高木毅議員が、過去に下着泥棒の罪を犯していたというスクープが報じられたが、この時も高木毅は「記憶にございません。」を繰り返すばかりだった。「名誉毀損で訴えないのか」という問いかけに対しても、終始「事実とは異なるが、そのつもりはない」と回答していた。
これは、名誉毀損の訴えを起こすことにより、その疑惑の真相が明らかになることを恐れたため、つまり「クロ」である、ということを示しているに他ならない。
今回の成宮寛貴の事務所の対応についても、同様の疑いを持ってしまうのだ。
いずれにせよ、今後の報道を待ちたい。