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日産自動車代表取締役会長のカルロス・ゴーンが金融商品取引法違反の容疑で逮捕された。
逮捕から日産自動車の発表まで素早く、その後の対応などから用意周到なものではとの声がある。
しかも、日産自動車がルノーとの統合を避けるために仕組んだとのウワサもあるのだが、それらは本当なのだろうか。
カルロス・ゴーンの逮捕は用意周到?
カルロス・ゴーンの逮捕は、用意周到すぎるとの声がある。
それもそのはずで、実は東京地検特捜部は、日産自動車の外国人執行役人との間で、司法取引に合意していたことがわかっているのだ。
この司法取引とは、捜査協力の見返りに刑事処分を軽減するというものだ。
このことから、カルロス・ゴーンの逮捕は、本当に用意周到のものだったのである。
また、いかに用意周到だったのかは、逮捕後の日産自動車の行動の素早さからわかる。
日産自動車は、すぐにカルロス・ゴーンが社内で不正行為があったことを発表しているのだ。
しかも、数カ月にわたって内部調査を行ってきたことも明らかにしている。
これらの一連の流れからも、用意周到に準備されていたものであることがわかるのだ。
日産がルノーとの統合を避けるために仕組んだのは本当か?
今回のカルロス・ゴーンの逮捕は、日産自動車がルノーとの統合を避けるために仕組んだというウワサがある。
このウワサについては、あくまでウワサの域を出るものではない。
しかし、日産自動車としては、ルノーとの統合を避けたいという思いはあったはずだ。
ルノーの筆頭株主であるフランス政府は、ルノー主導での日産自動車との経営統合を求めていた。
当初、カルロス・ゴーンはフランス政府に反発していたのだが、最近の言動ではフランス政府に歩み寄って、経営統合も選択肢であると発言していたのだ。
日産自動車としては、経営統合をされてフランスの自動車会社となるのは抵抗があるだろう。
そう考えれば、あながちウワサではなく、本当に日産自動車はルノーとの統合を避けるために行動に出たのかもしれない。
カルロス・ゴーンの逮捕は、用意周到のものだった。
東京地検特捜部は、日産自動車の外国人執行人との間で、司法取引に合意していたことを明らかにしている。
しかも、日産自動車は内部調査を行っていたことも公表しており、用意周到の逮捕だったことがわかっているのだ。
また、日産自動車がルノーとの統合を避けるために仕組んだとのウワサがある。
本当なるのか証拠はないが、統合を避けたかったのでは事実だろう。
仕組んだというよりも、カルロス・ゴーンの不正を利用したという言い方が正しいかもしれない。