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お酒は好きだけど、外へ飲みには行きたくない。そういう人はあまりいないのではないかと思う。行きたくないのは、気が進まない飲み会なのである。
しかし、社会人になると「行きたくないから行かない」では済まない。強制的な飲み会などはほとんどないとは言え、断ることで上司からの評価が変わってしまうのではたまらない。
そこで、「行きたくない」と知られないように上手に断る方法を探してみた。
なぜ行きたくないのか
会社の飲み会に行きたくない理由として、一番多く聞かれるのが「上司に気を使いたくない」である。いくら無礼講だと言われても、全く気を使わなくてもいいはずがなく、そんな席で飲んでも楽しくない、というのだ。
これには反論をたくさんお持ちの方も多いだろう。そういう席でこそ学べることがある、そこで鍛えられて成長するのだ、など、お父さん世代の方たちは自らの経験を踏まえた意見をお持ちだと思う。
しかし、それは昭和の話らしい。平成生まれの若者たちは、嫌な思いをしてまで学びたくないのだ。ただ、そんな主張を毎回繰り返している訳にはいかない。やはり、誘えばついてきてお世辞の一つでも言える若者がいれば、そちらの方を可愛がりたくなるのが人情である。上司だけでなく、先輩や同僚も同じだろう。多少は我慢して、何回かに1回は参加しておくのが無難だと思う。
次に「酒が飲めない」という理由。これは体質的な事情なので、自分ではどうすることも出来ないだろう。ただ、酒が飲めない=飲み会を楽しめない、と決めてかかってしまうのは勿体ない。酔っぱらっていつもと違う姿を見せる上司や先輩などを、冷静に眺めて分析したりするのも楽しみ方の一つだと思う。
「そもそも人付き合いが苦手」「話し相手がいない」という理由。そういう人は飲み会に行くというだけでかなりの苦痛を感じてしまうだろう。無理をしてまで行くことはないが、誰かにそのことを理解してもらっていないと、結果会社で孤立してしまう恐れもあるので辛いところである。
正しい断り方3選
以上のことを踏まえたうえで、それでも行きたくないという場合は、自分の気持ちを悟られないように上手に断ることが必要である。
一番簡単なのが『仮病』である。これには多少の演技力が必要だが、体調の悪い人間を無理に誘うようなことは誰もしないと思うので、かなり有効な手だと思う。
忘年会など前々から日程が決まっている場合は、前日くらいから体調不良をアピールしておき、当日は早い時間に欠席することを表明してしまう。そして定時にさっさと帰る。そして出来れば翌日以降も演技を続ける。これで完璧である。
しかし急な誘いを受けた時には、突然調子が悪くなっては不自然なので、予め言い訳を用意しておきたい。例えば「この前検査を受けたら、肝臓の数値が悪かったので」とか「アレルギーの治療中なので」などはいかがだろうか。
次に、『家族の用事』を理由にする断り方。「実家から親が来ている」「妻(子供)の具合が悪い」など、普段から家庭を大切にするタイプの人間であることをアピールしておけば、かなり有効だろう。
もう一つは『経済的な理由』はどうだろう。急な誘いならば、この理由が一番有効なのではないだろうか。「今日はちょっと手持ちが少ないので」と断って、「じゃあ、俺がおごってやろう」という答えが返ってくることは、今のご時世には少ないだろう。
ただし、忘年会などのように以前から予定されている場合や、会社が費用負担をする場合にはこの理由は使えない。とりあえず我慢して参加し、2次会に誘われた時にはこの理由で断ろう。
正しい断り方と言っても、結局嘘をついてしまうことになるので心が痛む人もいるかもしれない。しかし、ここで「正しい」というのは、断られた人の立場にたってのことである。
誰でも「行きたくないから行きません」という断り方をされたら、まずいい気分はしない。「行きたいのはやまやまだけど、こういう理由があって行けません」と断られた方が、納得できるものである。なので、嘘をついて断るにしても、きちんと理由を話すことが必要である。
そして、誘ってもらったことへの謝意を伝えること。断って申し訳ないという気持ちを伝えることが大切だと思う。ただし、気が進まなくても多少は我慢して参加することも、社会人としてだけでなく人間としての修行の一つであると思うのだが、どうだろう。