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メジャーリーグ、アナハイム・エンジェルスの大谷翔平選手が、ひじ靱帯再建手術であるトミージョン手術を行うことを発表しました。
投手としては、2020年までは投げられないだろうと日米のマスメディアが報道しています。
今回は、投手としての大谷翔平選手ではなく、手術後に打者としてどのくらい影響が出るのかということについて解説していきます。
トミージョン手術が野球選手に与える影響とは?
トミージョン手術。
過去には、松坂大輔選手や、ダルビッシュ有選手ら日本人メジャーリーガーも受けてきた手術です。
投手がトミージョン手術を行うと、速球派でグイグイ押してきた投球術から、変化球や投球術で「かわす」戦法に切り替わる人が多いイメージですね。
しかしそれは投手のトミージョン手術の場合です。
大谷翔平選手は二刀流として、DHや野手としても活躍が可能です。
ちなみに、野手でトミージョン手術を行った選手がいないか調べてみました。
すると意外にも野手でトミージョン手術をしたことがある人の多さにびっくりします。
メジャーリーグでも、内野手、外野手ともにトミージョン手術を行い、その後も変わらない活躍を見せている打者も多くいました。
有名どころでは、イチロー選手のいるマリナーズの永久欠番選手である「ジェイ・ビューナー」選手や、大谷翔平選手と入れ違いでFAになった「ザック・コザート」選手(※2017年MLBオールスターに選出)などがいます。
日本人選手では、ソフトバンクホークスの川島慶三選手や、先日引退を発表した巨人の脇谷亮太選手もトミージョン手術から復帰した選手です。
手術後には、長期的なリハビリが必要ですが、手術前と変わらない成績を収める選手もいます。
リハビリがうまく行かず、手術後にFAやトレードに出されている選手も中にはいました。
トミージョン手術は、野手としても影響が大きいことが分かります。
投手としての復帰は2020年以降だが、打者としては2019年から復帰できる
エンジェルスのマイク・ソーシア監督は、大谷選手の手術を公表し、シーズン終了後の10月に手術を行うと発表しました。
2019年は投げられないので、先に打者として復帰させる意向を発表しており、打者・大谷翔平としての能力が高く買われている表れとも言えますね。
速球派と言われている投手ほど、トミージョン手術を行う選手が多くなっています。
メジャーリーグの球数規定の中にあっても、ひじに損傷が出てしまうのは、もはや避けられないことなのかも知れません。
同じひじの故障をしても、手術を選択せずに、違う方法で治療を行い、活躍している選手もいます。
ヤンキースのエースでもあり、日本が誇る右腕、田中将大選手もその一人です。
トミージョン手術を勧められながらも、手術を断り、PRP療法という新しい治療方法を選択しました。
結果的に、治療後はアメリカの沢村賞ともいえる、「サイ・ヤング賞」の候補にも選ばれるなど多大な活躍を見せました。
大谷翔平選手は、まだ24歳と若く、今後長い期間活躍することを考えれば、今のうちに手術をして、今後に備えていくほうが最善だと決断したのでしょう。
長いリハビリを終え、さらに進化した二刀流を見せてほしいものですね。
2019年は、打者・大谷翔平として、本塁打王争いに加わる可能性もあります。
手術をしても、大谷選手からは目が離せませんね。