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アルゼンチンの通貨であるペソの急落が止まらない。
アルゼンチンの中央銀行は、ペソの急落を食い止めるため、30日に政策金利を45%から60%に引き上げる緊急利上げを実施した。
それでも、ペソの急落は止めらないのだ。
なぜペソの急落は止めらないのだろうか。
アルゼンチンの通貨・ペソが急落!
アルゼンチンの通貨・ペソの急落が止まらなくなっている。
アルゼンチンの中央銀行は30日、政策金利を15%引き上げ、世界最高水準の60%にまで引き上げた。
しかし、それでもペソは下げ止まらない現状なのだ。
年初の対ドル相場は、1ドル=約18ペソだったのに対し、30日の外国為替市場では1ドル=39.87ペソにまで下落している。
しかも、終値は前日13.5%安となっており、今年最大の下げ幅を記録したのだ。
この状況により、世界の投資家の間では、アルゼンチンが債務不履行になるのではとの懸念が高まっている。
一方で、マルコス・ペニャ官房長官は、「これは破綻ではなく、変容だ。
変容に困難は付き物だ」とアルゼンチンの経済破綻について否定した。
とは言え、今後ペソが下げ止まるのかは注目である。
ペソの急落はなぜ止めらないの?
ペソの急落が止めらない理由は、アルゼンチン政府の行動にあるかもしれない。
アルゼンチの中央銀行は、政策金利を15%引き上げて60%に設定することを発表。
しかも、その前日には国際通貨基金(IMF)に500億ドルの金融支援の前倒しを要請している。
これらの動きに対して、投資家が反応してしまい、事態を悪化させていると見ることができるのだ。
アルゼンチン政府が過剰に反応するほど、投資家は危機感を感じてしまう。
その結果、投資家は資金を引き上げてしまい、ペソの急落がなかなか下げ止まらないとみることができるのである。
アルゼンチンの財務相は「為替相場の現在の水準はアルゼンチン経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)を誇張している」との見方を示しており、ペソが強ければ「競争力がある」としている。
ただし、ペソが強くなる状況まで持っていくことはできるのだろうか。
アルゼンチンの通貨・ペソの急落が止まらない。
急落を止めようとアルゼンチンの中央銀行は、政策金利を15%引き上げて60%に設定した。
それでも、ペソの急落は止まらないのだ。
ペソの急落が止まらない理由としては、アルゼンチン政府の過剰な反応だと考えることができる。
国際通貨基金(IMF)に金融支援の前倒しを要請し、政策金利を引き上げたことで、投資家の不安を煽った形になってしまったのだ。
今後、ペソの急落を止めることができるのか注目である。