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レゴランドと言えば、鳴り物入りでオープンして以来、閑古鳥が鳴いているテーマパークとしてネガティブな報道しかされていません。
ディズニーランド、USJと並んで名古屋にもテーマパークを!と意気込んで誕生したレゴランドでしたが、肩を並べる事すらできていないありさまです。
そんなレゴランドがついに「値下げ」をすることになりました。
値下げがどのように行われるのか、果たして観光客を再び呼び寄せることができるのか、いろいろ注目してみましょう。
主な値下げの内容は「オフピーク割引」
レゴランドを運営するレゴランド・ジャパン社では今回の値下げを7月19日から実施するとしています。
主な値下げの内容は子ども(3~12歳)を中心に入場料を値下げするもので、当日購入する子ども1日券はオフピーク時限定で税込3,700円となり、今までより1,600円の値下げに踏み切ります。
あわせて、大型連休や夏休み、年末年始などの「繁忙期」とそれ以外の「オフピーク」で異なる料金体系を導入することになりました。
オフピークとされる期間は年間約160日を見込んでいて、平日や厳冬期などに料金を値下げすることで顧客を引き寄せようとする狙いがあるようです。
また、年間パスポート料金も見直し、子ども用年間パスポートを13,000円からオフピーク時には6,500円にまで値下げし、リピーターの獲得にも乗り出します。
レゴランドの人気がなかったのは料金だけではない?
今回の値下げに踏み切ったことで、レゴランド社も「観光客やリピーターをしっかり呼び込みたい」としていますが、値下げだけで人気が回復するでしょうか?
先輩テーマパークであるUSJもかつては閑古鳥が鳴く時期がありましたが、その時に講じた対策は「値下げ」と「アトラクションの充実」でした。
USJは夕方5時以降の入場割引などを導入しつつも、同時にアトラクションの充実を積極的に行いました。
アメリカ産コンテンツに限らず、「セーラームーン」「ワンピース」など日本産コンテンツの導入に踏み切った結果、入場者がV字回復したのです。
レゴランドもUSJと同様のシナリオが描ければいいのですが、今回の値下げ発表時にはコンテンツ面での発表はありませんでしたから、その点でいえばまだまだこれからもアピールが必要だと言えます。
そもそも「料金が高い」と言われるのは、支払った料金の割には満足できないという顧客の想いがあるからです。
逆を言えば、どんなに高い値段を支払っても、満足できるアトラクションがあれば顧客は値段に不満は言わないでしょう。
レゴブロックの魅力は多くの人々がすでに知っています。
親子で喜んで遊ぶあの「わくわく」体験をレゴランドでも提供してもらえるようになれば、USJのようなV字回復も間違いないでしょう。