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ロシアW杯も終わり、世界中の主要リーグが開幕戦を迎えました。
Jリーグは春スタート、冬終了のためW杯期間中は中断期間としてJ1リーグは長期の中断に入っていました。
W杯前のビッグネームの移籍といえば、バルセロナFCのアンドレス・イニエスタ選手のヴィッセル神戸への完全移籍です。
来日してから、リーグ戦やカップ戦へ出場し、毎試合何かと話題になっていますね。
MOMもすでに何回か獲得しており、日本のサッカーへ順応してきたのではないでしょうか?
今回は、イニエスタ選手が語ったJリーグへの本音についてまとめていきます。
日本のサッカーは「休止」?
プレースタイルや、戦術の違いもありますが、イニエスタ選手が日本のサッカーに抱いた印象は、「ずいぶん休止が多い」と報道されていました。
スペイン語からの翻訳を記事にしているので、細かいニュアンスに多少違いはあるかも知れませんが、大きな意味で捉えると、これまでバルセロナで経験してきたサッカーとは違うということです。
確かに、バルセロナを中心にしたスペインサッカーは、早いパス回しと、テクニック重視のドリブル突破がメインの戦法です。
日本のサッカーは、慎重に慎重を重ね、相手の間隙を突くサッカースタイルがほとんどです。
その部分の駆け引きという意味ではスペインサッカーではなく、どちらかというとイタリアのセリエAに近いのかも知れません。
ただ、イニエスタ選手は、「日本のサッカースタイルを新しい経験としてポジティブに捉えているよ」とも話しています。
Jリーグは他国の主要リーグに比べ、全チームの力のバランスが拮抗しています。
昔こそ、ジャイアントキリングとはやし立てられていましたが、現在のジャイアントキリングは、クラブの規模によほどの差がないと使われない言葉になりつつあります。
J2から昇格してきたばかりのチームが、J1の常連チームに勝利することも多く、それだけJリーグ全体のレベルが上がってきているということにもなりますね。
トーレスも語っていたスペインサッカーとの違い
同時期にJリーグに移籍してきたといえば、イニエスタ選手と同じスペイン代表だったフェルナンド・トーレス選手もJリーグに対する印象を語っていました。
「Jリーグは、後半勝負に出るチームが多い。いかに後半まで運動量を落とさずに間隙を付
けるかが勝負のポイントになる。」と語っていたトーレス選手。
イニエスタ選手と違い、点を取るFWだからこその視点でJリーグを分析していました。
パスワークで縦に素早い展開を見せるスペインサッカーと、緩急をつけた時間の流れの中で、トップスピードで攻撃を仕掛ける日本のサッカーは、世界一になったスペイン代表の2人には、かなりポジティブに映ったようです。
そして忘れてはいけないのが、プレー以外の部分「暑さ」です。
これについては、イニエスタ選手も、トーレス選手も来日するまでこれほど暑いと思っていなかったと語っていました。
トレーニングや試合についても、夏の暑さをいかに克服するかで運動量がかなり違うと語っています。
プレーの質と、環境。
この二つがイニエスタ選手、トーレス選手のJリーグに対する本音でしょう。
個人的にイニエスタ選手とトーレス選手のSNSをフォローしていますが、二人とも日本の生活や、日本人のチームメートとはとても上手くやっているように見受けられます。
生活環境という部分では、かなりポジティブな印象をもっているのではないでしょうか?
イニエスタ選手が加入してから、脅威の勝率を誇っているヴィッセル神戸。
上位進出も見込まれ、秋までこの状態が続けば、優勝争いも見えてくるという状況になっています。
なにより、周りの選手たちにプラスの相乗効果を与えているのは、試合を見ていて、ものすごく感じます。
イニエスタ選手なりに、Jリーグを分析し、どのようにプレーをすれば効果的かをつかんでいるからこそ成せる業なのでしょう。
トーレス選手も、徐々に得点に絡むプレーが増えてきており、日本のサッカーに順応してきているのは間違いありません。
今後は、二人のスーパースターが日本のサッカー界にさらにいい影響を与えることを期待したいものですね。