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スーパーとコンビニがサマータイムを嫌がる理由とは?

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サマータイムは、時計を2時間程度早く戻すことで、日照時間が長い時期を有意義に活用しようとする目的で導入されている国があります。

特に今年の夏の様に猛暑が続くようであれば、猛暑期の一番熱い時間帯を避けて仕事をすることで仕事の効率を上げようとする目的があります。

実際、アメリカやイギリスなど欧米諸国では7月~9月までの夏期にサマータイムを導入している事例もあります。

日本でもサマータイム導入の議論が起きていますが、スーパーやコンビニなどの小売業からは導入を懸念する声が上がっています。

スーパーとコンビニがサマータイムを嫌がる、その理由はどこにあるのでしょうか?

営業してもお客が見込めない懸念

サマータイムでは期間中に時計を2時間早く進めるので、時計の針は午前6時を指していても、実際には午前4時に活動していることになります。

例えば始業時間が午前8時になっていても、実際には午後6時に始業することになるので、人々の活動時間が明らかに変わってきます。

社会人が朝コンビニによって昼食を購入したり、コーヒーを買ってから出社する風景はよく見られます。

ですが実際には今の時間帯だからコーヒーなどを購入している人が多いのであって、サマータイムになれば客の購買意欲も変わってくる、と言うのがスーパーやコンビニ業界の言い分です。

実際、人間の生活において目安の時間だけが変わっても、現実には朝6時から仕事を始めるので、前もって購入する場合は朝4時~5時が顧客のピークタイムになります。

そんなピークタイムで、どんなものがどれだけ売れるのかも読めないというのが業界の味方のようです。

物流がサマータイムに対応しきれない懸念

コンビニなどは1日のうち数回、定期的に納品があって店舗の在庫が切れないように対応しています。

サマータイムが導入されると、まず納品の時間を見直さないといけません。

一般的にコンビニの朝の納品は4時~5時ごろに行われ、6時ごろから増えてくるお客に対応するタイムスケジュールとなっています。

ですがサマータイムになるとお客が増えてくるのが4時~5時になり、朝の納品時間を今までよりも繰り上げないといけません。

繰り上げると午前2時~3時には納品ができるようにしておかなくてはならず、そんな時間に物流に携わる人材が確保できるのかと言う懸念が生まれます。

さらに、集配の都合に合わせなくてはならないので、日が変わるころに商品を出荷できるように工場の稼働時間も見直さないといけません。

今までは日中の時間帯で済ませていた製造作業も、深夜労働が必須の時間帯になってしまえば、その分作業員の確保や賃金の加算をしなくてはなりません。

スーパーの場合は市場が早くオープンしてくれないと仕入れも出来ず、店を開けても売り物がないという事態にもなりかねません。

サマータイムに対応するために様々な段取りをしても、スーパーやコンビニが利益を生み出すことができるのか、現在においては大きな疑問です。

顧客となる私たちが、品物の値上げを容認するわけでもないですから、スーパーやコンビニを経営する側にとってサマータイムは余分な手間と余分な出費を強いることでしかないのです。

政府がサマータイムを推進するならば、人々の日常生活が大きく変わるのですから、スーパーやコンビニがサマータイムに対応できるよう対策を講じるべきでしょう。

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