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Uターン台風12号がようやく日本列島を抜けたと思いきや、新しい台風13号が発生しました。
今回は、台風13号の予想進路についてまとめていきます。
台風12号がUターン台風になった理由
台風12号は関東地方から日本列島に入り、東海、近畿、そして九州を通って大陸に抜けていきました。
通常であれば、南方から北上してくるのがお決まりのコースですが、台風12号はUターンをするという前代未聞の進路を取りました。
なぜ台風12号がUターンしたかというと、大陸側からせり出している高気圧と、太平洋側の高気圧を避けて、高気圧の影響が少ない場所を縫うようにして進んだのが原因です。
そのため、スピードも時速25キロ~時速35キロというとても遅いスピードで進みました。
西日本豪雨から復旧していない地区では、復旧作業が遅れる事態になり、今でも被災者たちは不自由な生活を余儀なくされています。
台風13号の進路は12号のようにUターン型?
今回発生した台風13号の名称は「ShanShan」(サンサン)という名前です。
中心の気圧は998hPaで、8月3日時点での台風12号の中心気圧と違わない規模の台風です。
今後勢力を強めていく可能性もあり、台風12号以上に警戒が必要な台風であることは確かです。
予想される進路は、8月7日に小笠原諸島付近を通過し、日本列島に上陸するのは8月8日ごろと予想されています。
ただ、専門家の間では予想進路パターンが3つになる可能性があると指摘されています。
先ほど挙げた8日上陸パターンの他に、8日沖縄、8日東北周辺というパターンがあります。
なぜこれほど予想進路が複数に分かれるのかというと、日本を覆っている3つの高気圧の配置が関係しています。
現在日本の猛暑日を生み出している高気圧は四国南方、北海道北西、北海道北東の3つです。
これらの高気圧群の間を縫うようにして進むか、または高気圧の外側に沿って進むかで今後の進路が変わってくるそうです。
どちらにせよ、今後の台風情報を要チェックしなくてはならないということですね。
2018年はハイペースでの台風発生が続いています。
台風の当たり年どころか、確変状態と言ってもいいでしょう。
平年であれば、台風の発生個数は8個~9個程度なのに対し、8月3日時点で13個もの台風が発生する事態になっています。
原因は地球温暖化による海水温の上昇ですが、この事態を招いたのは我々人間です。
文明は人間の生活を過ごしやすくしてくれますが、文明により自然界のバランスが崩れることも忘れてはなりません。
クールビズが叫ばれて久しいですが、まだまだ冷蔵庫のようなオフィスやショップは少なくありません。
快適な温度設定は人間だけではなく、自然にとっても快適でなければいけないのではないでしょうか?
人間ばかりを快適にしていると、自然が嫉妬して、今回のような台風の大発生という形でしっぺ返しを喰らうということに、そろそろ気が付くべきではないでしょうか?