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音喜多駿・東京都議が立ち上げた「あたらしい党」。具体的な政策は?

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東京都議の音喜多駿氏が、新しく新党を立ち上げました。

今回は、中立的な立場で、新党の具体的な政策はなんなのかということについてまとめていきます。

新党「あたらしい党」の党員は?結党宣言は?

音喜多駿都議が代表を務める新党「あたらしい党」は、現職都議1名、現職区議1名と、平成31年執行予定の統一地方選挙における公認候補予定者4名の計6名で旗揚げされました。

メンバーは、代表の音喜多駿都議、新宿区議の伊藤陽平区議、そして、元会社員の入江あゆみ氏、元市役所職員の駒崎美紀氏、元介護福祉士の大森大氏、会社員で政治塾首席卒業の柏原傑氏の6名です。

平均年齢が35.66歳と若く、最年長は大森氏の43歳です。

結党宣言は「あたらしいあたりまえをつくろう」というシンプルなメッセージで、いままでの政治の常識をアップデートして、地方自治体から変化をもたらしていこうという意味だそうです。

具体的な政策は?

代表の音喜多都議が発表した基本方針7つと方針に基づいた政策は以下の21項目です。

【基本方針1】首長または議会多数派を獲得して「目に見える改革」を実行し、各地に広げます
・2019年統一地方選挙で1つ以上の自治体で首長もしくは 議会多数派を獲得します。
・首長もしくは議会多数派をもって実現した政策を、他自治体の党所属議員に共有し、各地で政策提案・実現を行います。
・独自の政策シンクタンクを設立、あるいは既存のシンクタンクと連携し、エビデンスに基づいた政策立案を行います。

【基本方針2】情報公開を徹底します
・所属議員には週3日以上のブログ、またはSNSによる情報発信を義務付け、党員等の第三者によるチェックを行います。
・行政機関の保有するデータの徹底したデジタル化と公開に努め、デジタル化推進条例の制定を目指します。
・政策立案過程を情報公開し、ブロックチェーン等の最新技術を活用した住民参加型のネット投票の導入を促進します。

【基本方針3】他の政党では活躍しづらい女性・若者に政界への門戸を開きます
・2019年統一地方選挙において、女性候補比率30%以上、 20代・30代候補比率50%以上の擁立を行います。
・政治家が働き方のロールモデルとなり、誰もが政治家になれるよう、事実上ブラック勤務のようになっている働き方や政治活動を見直し、率先して政治家の働き方改革を進めます。
・議員定年制を厳格に導入し、公認・推薦は65歳を上限とします。また、首長による多選は3選までと取り決めます。

【基本方針4】しがらみのない行財政運営を実現します
・クラウドファンディング等の新しい手法で資金を調達し、特定の 組織・団体とのしがらみの生じない党運営を徹底します。
・すべての行政施策に明確な期限と目標を設け、時代や状況に合わない施策を徹底的に見直します。それによって、新たな政策投資の財源を生み出します。
・最先端のIT技術等を積極的に導入し、代替可能な行政事業を大幅に縮小することで行政効率を高めます。

【基本方針5】テクノロジー等への規制を緩和し、もう一度成長を目指します
・特区申請等の活用により、現行制度では出来ないスタートアップ企業の誘致等を推し進めます。その際は、既存の中小企業支援策とスタートアップ推進施策を明確に区別します。
・補助金制度のあり方を総点検し、成長を阻害している制度について徹底的な見直しを行います。
・公共施設において、民間事業者と協働で運営を行うPFI等の官民連携施策を推進します。そのために、公民連携推進 窓口の設立や、外部専門人材の登用を推し進めます。

【基本方針6】とりわけ都市に必要不可欠な「多様性」ある社会を創出します
・LGBTを含むあらゆる立場の人が利用できるパートナーシップ制度を各自治体に導入し、多様な家族のあり方を提言します。また国に対しては、現行の法制度によって差別が生じている状況の改善を求めます。
・価値観の多様性に対応し、LGBTや障害者・ミックスルーツ等への学びの機会が十分に得られるよう、インクルーシブ教育や 早期の性教育を推進します。
・年齢や障害の有無に関係なく、誰でも必要とする情報に簡単にたどり着けるよう、行政の情報保障(アクセシビリティ)を 徹底します。

【基本方針7】必要な人に必要な施策を届ける「真の福祉」を社会に広げます
・ソーシャルワーク機能付き保育所や医療的ケア児対応保育、塾代バウチャー等、これまでの保育・教育行政に閉じずに、福祉や民間教育等と連携した新たなモデルを生み出していきます。
・高齢者のインターネット利用率100%を実現し、見守り機能等のオンラインによる最先端の高齢者福祉を充実させ、同時に行政効率の向上を目指します。
・特別区や中核市等での設置が進む児童相談所について、専門性を有する職員のあり方・役割を見直すなど、現状の児童相談所の課題を克服する仕組みを作ります。

音喜多都議に対しては、かなり批判的な意見が多いです。

実際にインターネットテレビの討論会などでは、厳しいことを言われています。

事実として、小池百合子都知事が代表を務める「都民ファーストの会」から出馬し、トップ当選を果たしてから4カ月足らずで離党を決めたという裏切り行為があります。

また、離党の時期についても、衆議院選挙の公示日直前で、政治的ニュースに飢えていたテレビメディアを集めることに成功したとして批判の対象になっています。

音喜多氏本人は、当初予定していた小池都知事と、都民ファーストの会の方向性が自分の考える理想と違う方に行ったからと抗弁しています。

しかし、4カ月足らずの離党では、その説得力が無さすぎです。

中立的な立場として執筆していますが、音喜多氏否定派の言い分が物凄くしっくりきます。

具体的な政策を羅列してきましたが、その政策内容は、新しいおもちゃを見せびらかしている成金のお坊ちゃんという印象を受けました。

クラウドファンディングや、ブロックチェーンなど、今の時代の流行語を並べたような政策は、実現の可能性が低いのではないかとも感じます。

音喜多氏が手を加えずとも実現する政策もあるでしょう。

あたらしい党の基本方針や政策がどれだけの人に響くのかは、今後の活動内容を見てみないことにはわかりません。

ただ、これまでの実績やメディア対応やテレビ出演を見る限りでは、将来的にタレントになりたいのかなとも思ってしまいます。

ライバルと思っている政治家を小泉進次郎衆議院議員と言っていることからも、その考えの甘さが分かります。

かたや父親が元首相で、自信も与党の重役を担ってきたエリート議員に対し、音喜多氏は、当選が2回だけの都議です。

世間の笑いものとしてドン・キホーテになるのか、新しいチェ・ゲバラになるのかは、今後の活躍にかかっているでしょう。

もっとも前者になる可能性が圧倒的に高いのは言わずもがなです。

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