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自称ジャーナリストの詩織こと伊藤詩織さんが、元TBSワシントン支局長の山口敬之氏から受けた性的暴行について、山口氏が嫌疑不十分で不起訴になったことを不服として検察審議会へ申し立てを行い、合わせて記者会見を開いた。
山口氏がテレビなどに出演している人物で、安倍首相に近い人物であること、そして何より、被害者の詩織さんが、顔を隠すことなく会見に臨んだことが大きな話題になった。
不起訴になったことに「知り得ない大きなパワー」が働いていたと主張する詩織さんだが、その詩織さん自身に様々な噂、憶測が飛びかっている。
詩織さんとシールズの関係
性犯罪の被害者であるにもかかわらず、顔を隠すことなく会見に臨んだ詩織さん。その勇気ある行動を称える声がある一方で、あえて顏を出したことにより、人々の興味は詩織さん本人の人物像に向いたようだ。
詩織さんは自称ジャーナリストであるが、日本での活動実績はほとんどなく、主に海外で活動しているようだ。自身のFacebookやインスタグラムには、さまざまな国で撮影した画像が掲載されており、ジャーナリストというより、写真家としての活動が目立っている。
その中の1枚が、今注目されている「SEALDs(シールズ)」の写真である。ロイターの記事に掲載された写真で、記事は別の記者によって書かれているが、補足的な取材を行ったとして、「Shiori Ito」の名前が記載されている。
この写真により、詩織さんがシールズと何らかの関係があるのではないかという憶測が飛んでいる。
シールズとは、一昨年にいわゆる「安保法案」が国会で議論されている最中、国会議事堂前に集まって抗議活動をしていた学生団体である。何万人もの群衆が国会前にひしめき合い、その中で「憲法守れ」「戦争法案、絶対反対」と、ラップ調のコールを繰り返している若者。そんな映像は多くのメディアによって報道された。
ただ、このシールズと詩織さんに関係があったとしても、それはただ単に取材する側とされる側との関係だけなのではないだろうか。
しかし、取材される側だったシールズに、共産党がバックについているとか、極左暴力思想団体とつながっているという噂があるために、その関係にもなにか裏があるのではないかという憶測を呼んでしまうようだ。
詩織さんと民進党の関係
さらに、詩織さんには民進党との関係も噂されている。
会見に同席した代理人弁護士が所属しているのが、衆議院東京2区で民進党が公認を内定している候補者、松尾明弘氏が代表を務める事務所なのである。しかも、その松尾氏と夫が同級生だという、これまた民進党の山尾志桜里氏。ここまで揃えば、関係がないというのに無理がある。
そして、週刊新潮がこの一件に関する記事の中で強調した、山口敬之氏と安倍首相の関係。山口氏が、ワイドショーなどで安倍首相を擁護する発言をしたり、安倍首相に関する著書がある、「総理のおかかえジャーナリスト」と呼ばれているような人物であったことから、この一件は、「森友学園」「加計学園」に続けとばかりに、民進党が詩織さんを刺客として利用したものなのではないだろうかということなのである。
自分に近いジャーナリストを守るために、官邸が「大きなパワー」を発揮して、逮捕状の執行を止め、不起訴に持ち込んだというシナリオだろうか。
しかし、一ジャーナリストを守るために、官邸がリスクを冒して動くとは考えにくい。また、山口氏と詩織さんの一件が起こったのは、山口氏がまだTBS社員だった頃である。もし山口氏が守られたのだとしたら、それはTBSによる「大きなパワー」だったのではないだろうか。
さまざまな憶測があるが、元はと言えば、酔いつぶれて意識のない女性と関係を持ったのは山口氏である。それを、山口氏は合意の上だと受け取った。
ただし「半裸の女性がベッドに入ってきて・・・」などという山口氏の発言は、言い訳にもならず、自身の軽率さをさらけ出すだけの情けないものである。法に反することはしていないとは言え、家庭を持つ男として、やってはならないことをしたのは確かなのである。
対して、詩織さんは望まない性行為だとし、警察に訴えた。が、その詩織さんにも矛盾することが多い。なぜ事件から2年もたってから公表したのか。なぜ会見で「共謀罪の審議が優先されるべき」と発言したのか。
純粋な怒りから起こした行動なのかもしれない。しかし、このしっくりこない気持ち悪さは何だろう。