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「自分の考えたサービスや商品を世に出したい」
「アイデアを形にしたい」
この記事を読んでいる方は、そんな思いを抱えているのではないでしょうか。
私は今一部上場企業で商品企画・開発の仕事をしています。
皆さんと同じく、自分で商品を企画したいという思いを持ち、その夢を実現しました。
自分が企画した商品を持っている人を街で見かけたとき、嬉しさで胸の奥がじわっと温かくなります。
販売実績が予想を遥かに上回ったとき、何にも代えがたい快感を覚えます。
どうか皆さんにも、私のような喜びや達成感を味わってほしい。
私が持っているメーカーの商品企画職に就くための就活ノウハウを全てお伝えします。
まずは仕事への理解や、就活の基礎である自己分析、企業分析について記載します。
Contents
商品企画理解編
メーカーの花形である「商品企画」。学生にも大変人気の高い職業です。
しかし商品企画の仕事がどのようなものがイメージできている学生はほとんどおらず、単に”クリエイティブで楽しそう”といったイメージのみを持っている人が大多数です。
他の学生と差をつけるために、商品企画の仕事を正しく理解しましょう。
商品企画ってどんな仕事?
一言で言うと、”どの消費者に、どのような価値を提供するかを考え、商品化につなげる仕事”です。
そのために、以下の1~5の業務を行います。このプロセスはどのような商品を企画する場合でも共通と言えます。
1.消費者の分析を行う
2.アイデアを考える
3.アイデアを企画としてまとめる
4.プレゼンテーションを行う
5.関係部署と調整して商品化を実現する
アイデアを出し企画化するクリエイティブな業務はもちろんですが、経営陣へのプレゼンテーションや、商品開発部門や広報・宣伝部門との調整など、折衝が多い仕事であることを理解しておく必要があります。
求められている能力は?
商品企画に求められる力は「企画力」「企画実現力」に大きく分けられるでしょう。
消費者分析に基づきアイデアを考え企画にまとめるのが「企画力」、経営層へのプレゼンテーションや関係部署との調整をやり切り、企画を形にする「企画実現力」に当たります。
具体的な「企画力」は、情報収集や分析力、情報のなかから本質を見抜く力、発想力などが挙げられます。
「企画実現力」はプレゼンテーション力や、調整・折衝力、コミュニケーション力などが該当します。
就職活動では、このような力が自身に備わっていることを、エントリーシートや面接を通して企業に説明していく必要があります。
自己分析編
商品企画への理解が深まったところで、就職活動で一番大切な「自己分析」の必勝法をお伝えします。
「自己分析」さえ丁寧に綿密に行っておけば、内定は決まったも同然、と言っても過言ではないほど重要です。
メーカーの商品企画職になりたい・できる理由の裏付けには自己分析が必須
メーカーの商品企画職を志すあなたが、初めて出会う企業の採用担当に「メーカーの商品企画として活躍できること」を証明するためにはどうしたらいいと思いますか?
貴方の人となりを知らないひとが「私は御社で商品企画ができます!」と主張をしても、信じては貰えませんよね。納得感を持って貰うには、実績や経験に裏付けされたエピソードが必要です。
自己分析は、あなたが「商品企画をなぜやりたいのか」「なぜメーカーなのか」「どうして成果が出せると思うのか」という根拠となるエピソードを徹底的に洗い出す作業です。
企業に自分をPRするための根拠あるネタを探しという点で、自己分析は非常に大切なのです。
20年間を徹底的に振り返ろう!自己分析シートを活用せよ。
本気で内定を獲得したいなら、自己分析を大学生の経験だけで済まそうとせず、自分の人生20年を徹底的に振り返ってください。
自己分析は深めれば深めるほど、説得力を増していきます。その理由は、エピソード自体に深みが出るのはもちろん、あなた自身が自分を深く理解することで、自信を持ってPRできるためです。
参考までに、私が就職活動時代に活用していた自己分析のフォーマットを紹介します。このシートを活用する必要はありませんが、これくらいの深さ、細かさで自己分析を行いましょう。
自己分析を終えたら、エピソードの中から商品企画に関心を持ったきっかけや、商品企画の仕事に繋がるような実績・経験を洗い出します。
私の場合は商品企画を志した理由になるエピソードとして「幼少期から一貫して、自分の企画で人を楽しませるのが好き」「大学でも、消費者行動の授業やゼミを選考したこと」が抽出されました。
また商品企画職として活躍できる根拠に挙げられる内容として「昔から好きなことはとことんやり切る性格である」「周囲を巻き込んで企画を実現した経験」をピックアップできました。
業界分析・企業分析編
業界分析の目的は?
同じメーカーでも志望する業界によって商品企画の仕事の質は変化します。
たとえば、洗剤などの日用品とキャラクターグッズなどの嗜好品では、ターゲットが異なりますし、商品を企画するときに検討する事項も変わってきます。
日用品では機能・性能や商品イメージ、他商品との差別化を図る商品のコンセプト化などが非常に重要になります。一方、キャラクターグッズは機能・性能よりも見た目の可愛らしさやファン心をくすぐるようなコンセプトが重要になることも多いです。
興味を持てる商材を扱っているか、企画業務の業務内容が自身のイメージと合っているかはミスマッチを防ぐために大変重要です。
商品特性により就職活動でアピールすべきポイントも多少変わってきますので、その意味でも大変重要な作業です。
企業ごとの分析をしよう!
業界が決まったら企業毎の分析をしましょう。企業分析の目的は、採用担当者に対し「その企業にどうしても行きたい理由」を説明できるトピックを見つけ、志望動機を納得感あるものにするためです。
化粧品業界であれば、なぜ数多くある化粧品メーカーのなかでA社を選んだのかを説明する必要があります。
BtoC向けの商品であれば、志望する会社が持っている商品の魅力を商品企画目線で語るのも良いでしょうし、事業の規模が大きい会社であれば沢山の消費者に商材を届けられる魅力を語るのも良いでしょう。
比較できなくて悩んだら?OBOG訪問をしてみよう!
企業の魅力というのは、実際に働いてみないと分からない点も多いと思います。そんなときはOBOG訪問を活用しましょう。実際にその企業で働く人にインタビューし、企業の魅力を聞けばそのまま志望動機に使えるケースが多いです。聞くポイントは、企業風土、働いている人、商品企画のプロセス、扱ってる商品などをできるだけ細かい項目に分けることです。細かく聞くことで、自身の自己PRと結び付けられる話が出てくる可能性が高くなります。
企業分析と志望動機の作成には、OBOG訪問を積極的に活用してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
望む業界・企業で商品企画の仕事ができるよう、就職活動の準備にこの記事の内容を実践してください。
皆さんが自分で企画した商品が商品化され、消費者に喜ばれる日が来るのを楽しみにしています。
自己PRや志望動機の書き方、ESや面接対策に関してはまた次回詳しく説明します。