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タレントのスザンヌが、インスタグラムに投稿した画像が話題になっている。
スザンヌが3歳になる自分の息子とキスをしている場面なのだが、それがあまりにも「本気度が高い」キスだったため、ネットではこれを批判する声も多く上がっている。
母子の微笑ましい姿が、なぜこんなにも批判されることになったのだろうか。
キス画像に寄せられる賛否両論
画像が公開されたのは13日の夜。
仕事から帰ったスザンヌをパジャマ姿の息子(3歳)が出迎え、「情熱的なちゅーでおかえりしてくれました」という。それを妹が涙をこらえて撮影したというのが、問題となっている画像である。
スザンヌの膝の上に座った息子が、スザンヌの首に手を回してしっかりと唇を合わせている。フォロワーたちから「これは熱烈すぎる!」や「小さな彼氏ですね」というコメントが寄せられるのももっともな、母子の間とは思えない本気度である。
この画像には他にも「涙ぐんじゃいました」「素敵すぎる」「お子さん可愛すぎる」など、好意的な声が上がっているが、その反面、「気持ち悪い」や「教育上よくない」などという批判の声もある。
スザンヌは、2015年3月に、プロ野球ソフトバンクの元投手だった斉藤和巳コーチと離婚し、現在はシングルマザーとして一人息子を育てている。
息子が可愛くて仕方ないようで、これまでにも息子と触れ合う画像を多く投稿している。そのことから、シングルマザーでも幸せだということを、画像を公開することで過剰にアピールしていると受け取る人もいる。こういうシーンを公開していること自体を、快く思わない人も多い。
また、「虫歯菌をうつす」という声も多い。キスをすることで虫歯菌がうつることを指摘し、中には虐待であるという極端な意見もある。大きなお世話だとは思うが、この意見に信ぴょう性はあるのか調べてみた。
キスで虫歯菌はうつるのか
虫歯菌はうつる。
2歳くらいまでの子供の口の中には、虫歯や歯周病の元に細菌はいない。それなのになぜ虫歯になる子供がいるのかというと、そういった細菌を大人からうつされているからなのである。
虫歯菌は唾液を通してうつるので、親が子供に口移しで何かを食べさせたりするのはもちろん、大人が使ったコップや箸を子供に使わせるのも良くないのである。
というわけなので、当然キスによっても虫歯菌はうつるのだ。虫歯菌だけでなく、歯周病菌も同様である。
これは子供が相手の時だけではない。大人同士でも当然虫歯菌はうつる。今まで虫歯になったことがなかったのに、恋人ができたとたんに虫歯ができてしまった。そんなことが起こったりもする。
なので、どうしても子供とキスがしたければ、大人は口の中をケアしておかなければならない。常に清潔にして、虫歯菌などを減らしておく必要があるのだ。
スザンヌの口内がどんな状態なのかは分からないが、多くの人が心配しているように、彼女が息子に虫歯菌をうつしてしまった可能性は、ある。
母と小さな息子の微笑ましい一場面。そこまで目くじらをたてて批判することもないのではないかと、個人的には思う。このキス画像と、「楽しい女子会の場面」や「見た目のいいパンケーキ」の画像と何が違うのかとも思う。
そもそも、インスタグラムとは、楽しいことや幸せなことを誰かに知らせたり、アピールしたりする場なのではないだろうか。気持ち悪いかもしれないし、自慢されている気がするかもしれないが、元々そういうものなのだから仕方がない。
「インスタ映え」を基準に物事を見る人たちには首をひねりたくなるが、嫌ならそんな画像を見なければいいだけの話である。
スザンヌが一人で息子を育てている、そして十分に愛情を注いでいる。その姿を、虫歯菌の感染を心配しながら見守る。それでいいのではないだろうか。