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米朝首脳会議がベトナムハノイで行われる理由は何?

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2月27日から2回に分けて行われた米朝首脳会談ですが、結局は双方に実りのある結果はない「政治ショー」で終わった感があります。

会見場を後にする金正恩委員長の表情がかなり不快感を表現していたことは、より会談の不成功を物語るものでした。

そんな今回の米朝首脳会談ですが、開催場所に選ばれたのはベトナムの首都、ハノイでした。

そもそもなぜベトナムなのかが気になるところです。

北朝鮮の都合を優先した

金正恩委員長は外遊の際には主に専用列車を利用することが知られています。

中国訪問の際には必ずと言っていいほど専用列車を利用しますが、今回もピョンヤンから中国国内を経由してハノイまで専用列車で4日間かけて移動してきました。

政府要人の移動ですから中国政府が格別の配慮を持って対応したことは事実で、そのことが中国と北朝鮮の親密な関係を誇示するには十分なアピールになったでしょう。

つまりこれは金正恩委員長からの「バックには中国政府がついている」アピールだったのです。

アメリカにとって因縁の地・ベトナム

一方、アメリカにとってベトナムは因縁の地です。

現在の政府の起源である北ベトナム政府は、アメリカの支援を受ける南ベトナム政府を打倒して成立した政権であり、大国であるアメリカが小国であるベトナム(とそれを支援していた中国やソ連)に敗れ去った苦い過去があります。

そんなベトナムを会談場所として指定されたアメリカ政府はプライドを傷つけられたような感もありますが、今は少々事情も違うようです。

ベトナムと中国は国境紛争をめぐって対立しており、アメリカはベトナムよりの対応をとっています。

南沙諸島でもベトナム沖の小諸島を中国が軍事力で実効支配していることもあり、アメリカはむしろベトナムと手を組んで中国の覇権を阻止する立場なのです。

そういう意味では「昨日の敵は今日の友」という状況を体現している状態ともなったわけです。

実のところは「飛行機が飛べない」

実のところは、金正恩委員長専用機が老朽化でロングフライトができず、アメリカ本土に行くどころか中国国内までの移動も不安視されていたことで、確実に列車で移動できるベトナムを選んだのです。

「飛行機が危ないんだよね」とは国のメンツにかけても言えませんから、結局お互いがベトナムを選んだことになっています。

ですが、アメリカ主導の経済制裁が、専用機の維持もできないほどのダメージを北朝鮮に与えているのは事実のようです。

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初代編集長・ボス

初代編集長・ボス

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初代編集長。一部上場企業で働く傍ら、ビジネスで培ったノウハウ提供を趣味としている。ノウハウコレクターとしての一面をもつ。今は引退して芸能ニュースを毎日飽きずに見続けている。

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