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西日本豪雨で甚大な被害をもたらした日本列島。
35度を超える猛暑の中、今度は台風が日本列島を横断して直撃するという報道が過熱しています。
今回は、台風12号の進路や規模についてまとめていきます。
台風12号のスペックは?
台風12号はフィリピンの東で発生した熱帯低気圧が台風に成長しました。
今回の台風12号のスペックを見てみましょう。
まず名前が「JONGARI」(ジョンダリ)と言います。
強さは中程度の「強い」に設定されています。
進行方向は、北東に25km/hの遅いスピードで進んでいます。
中心気圧は965hPaで、西日本豪雨を運んだ台風7号と同等の強さです。
最大風速が中心付近で40m/s、最大瞬間風速が55m/s、暴風域(25m/s以上)が中心から130Kmで、強風域(15m/s以上)が中心から390Kmと発表されています。
日本を横断する?九州にとんぼ返りする台風?
報道では、27日に小笠原諸島に最接近し、28日から29日にかけて関東、東海、四国に直撃すると見られています。
また、29日から30日にかけて、台風が西日本を北から南に通過すると予想され、九州でも警戒状態になっています。
この進路は「イレギュラーな進路」と言われており、通常であれば太平洋高気圧に沿って北上する場合がほとんどです。
しかし今回の台風12号では、高気圧が日本列島の西側と東海上の2つに割れているため、その間をぬうようにして進むそうです。
被害予想では、関東を中心とした東日本の台風被害が大きくなると言われていますが、日本全国の広範囲で大雨になる恐れがあるとも指摘する声が上がっています。
その理由が、日本上空にある「寒冷渦」と台風によって引き寄せられる湿った南風が、大雨を誘発する可能性が高いというのです。
西日本豪雨で甚大な被害が出た広島県、岡山県、愛媛県も、再び大雨になる可能性があるため、今後の進路に関しては注意警戒をしておくべきです。
また、今回の台風12号のイレギュラー進路は、過去に例がない台風のため、どんなことが起こるか予想がつかないとも言われています。
西日本豪雨からの復興の真っ最中に、またもや大きな被害を及ぼす可能性もあるため、被災した人たちにとっては、嬉しくないニュースになりますね。
観測史上初の進路をとる可能性が高い台風12号。
近年の台風は、大きな被害につながるような台風が多いように感じます。
地球温暖化などの環境問題が引き起こした海水温の上昇で、何年かに一度しか発生しない巨大台風が短いスパンで発生しているのも事実です。
日本だけではなく、世界中が台風の脅威にさらされているということを認識しておくべきでしょう。
日本は、地震や津波、台風、豪雨といった災害が多い国です。
日本人として、しっかり避難器具や緊急持ち出し袋など、防災の意識を強く持っておくことが重要ではないでしょうか?