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2018年は台風の発生が多い年になりましたが、日本に影響をもたらす台風も多く発生しました。
9月11日現在ですでに23個の台風が発生していますが、9月こそ台風の発生シーズンと言える時期ですので、今後さらに台風の発生が続くようであれば台風30号以上の発生も考えられます。
そんな台風ですが、各国の気象台では台風に名前を付けていることを知っている人はあまりいません。
そもそも台風に名前をなぜ付けるのか、誰が付けるのかを調べてみると、意外なことが分かってきました。
<h2 class=”midasi02″>台風の名前は各国で持ち回りにして決める</h2>
台風の名前は従来アメリカが英語名(人名)を付けて管理していました。
例えば「キャサリン台風」などは名前としてよく知られていますが、日本に大きな被害を与えたこの台風も実はアメリカが名づけた「キャサリン」と言う名前からそう呼ばれているのです。
一方、「伊勢湾台風」など日本に大きな被害を与えた台風に名前がついている場合もありますが、これは日本国内で通称として名づけているもので、世界的に通用する呼び名ではありません。
最近は台風の名づけ方法が変わっており、北西太平洋または南シナ海で発生する台風については、関係する各国の政府間組織「台風委員会」で国順にして名づけることにしました。
この方式になったのは平成12年からのことで、現在では当番になった国がもともと名づけている名前を台風の発生順につけることになったのです。
<h2 class=”midasi02″>思わず笑ってしまう台風もある?日本はどんな名前を使っている?</h2>
現在のルールになってからはじめて名づけられた台風は「ダムレイ」と言います。
これはカンボジアが当番国になっていたので、カンボジア語で「象」を意味する名前が付けられたものです。
既に14カ国で10個の名前を候補としているので、台風の名前はこの先140個分は決まっているわけです。
日本では星座名の名前であるカンムリ、ヒグマ、クジラ等を候補として挙げています。
これらの名前は繰り返して使用されますが、大きな災害をもたらした台風などはその名前を以後の台風に使用しないように変更することがあります。
台風につけられた名前は天気予報で呼称されることはありませんが、中には「ヤギ」「マラカス」など思わず笑ってしまいたくなる名前がつくこともあるので、興味がある方は気象庁ホームページなどで台風の名前を確認してみるといいでしょう。
台風の名前を付けるのは、起床関係者の中で台風に対する意識を持たせるためともされています。
また、台風はその移動距離などから複数の国に影響を与えることも多いので、共通の名称を持たせた方が注意喚起がしやすいとも考えられたようです。
ただし、名前がかわいいから弱い台風と考えるのだけはやめておきましょう。
どんな台風でも危険な事に代わりはありませんから、気を付けてください。