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中央区の区立泰明小学校で高級ブランド「アルマーニ」を標準服にしたことで問題になっている。
この泰明小学校アルマーニ制服問題の発端は何だったのだろうか。そして、問題点は本当に費用だけなのだろうか?
泰明小学校アルマーニ制服問題の発端は?
区立小学校であり公立の泰明小学校が、新年度からアルマーニが監修した制服を標準服とすることを決め問題となっている。これまでの標準服よりも高額になることから問題になっているのだが、問題の発端は服育から始まったとのことだ。
服育という教育方針から、銀座にある有名ブランドなどに提携を相談。そして、服育という教育方針に賛同したのがアルマーニだったのである。
ちなみに、アルマーニに以外にもバーバリーやシャネル、エルメスそして松屋や三越などにも校長が電話をしていたとのことだ。いずれのブランドも高級であり、初めから標準服が例年よりも高額になる可能性が高いことがわかるだろう。
このように、学校の教育方針の服育から、安易に高級な制服へとつながり今回のような問題に発展していってしまったのである。
問題点は費用だけなのだろうか?
今回の泰明小学校アルマーニ制服問題の問題点は費用だけなのだろうか。費用以外にも多くの問題点があるだろう。まず、交渉を和田利次校長が一人で行っていた点だ。標準服の変更は重要なことであり、なぜ一人で行っていたのか謎である。
また、問題後の対応もまた問題だ。和田校長は「もちろんこれまでよりは高くなるが、ご理解いただけたならと思っております。あとは保護者の判断でご購入いただければと思います」と説明したのだ。
問題を起こしておき、あとの判断を保護者に一任するのは卑怯なやり方である。確かに、標準服は制服ではなく絶対着用ではない。だが実際には、標準服を着せる親がほとんどなのが現状なのだ。それなのに、あとは保護者任せでは責任感が無さすぎる。
費用だけでなく、アルマーニとの交渉プロセスや問題後の対応にも問題が多々あるのである。
泰明小学校のアルマーニ制服問題の発端は服育からだ。服育から高級ブランドへとつながり、アルマーニになったのである。そもそも、なぜ服育から高級へいくのだろうか。服育で大事なのは、高いから良い服ではなく、安くても良い服ではないのだろうか。
また、問題点は費用だけでなく、交渉段階のプロセスや問題後の対応にもある。和田校長にはもっと責任感を持って行動をしてもらいたかった。