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2016年の流行語大賞が発表されたのはつい最近のことだが、この流行語大賞にノミネートされて、トップ10入りをした、「保育園落ちた日本死ね」という言葉に批判が集まっている。
批判の矛先となったのが、「サラダ記念日」などで知られる俵万智だ。流行語大賞の選考委員を務めていたため、この言葉に対して「反日的だ」と主にツイッター上で批判の声がよせられている。
俵万智って?今回の事の成り行きは?
まず、今回の炎上騒動の渦中の人となってしまった、俵万智について簡単に紹介したい。教科書などにも載っていて知っている人は知っていると思うが、社会現象を巻き起こした「サラダ記念日」の発売が1987年のことなので、知らない人のために。
1962年12月31日生まれの53歳で、日本の女性「歌人」である。もともと神奈川県で高校教諭として働いていたが、働きながら発表した作品が角川短歌賞の次席や短歌賞を受賞する。
その奔放で斬新な表現から、歌壇の話題をさらっていた。そして、1987年発行の先ほどの「サラダ記念日」が歌集としては異例のベストセラーとなり社会現象がおこった。
現在は審査員などとして活躍している。
今回の件についてだが、違和感を覚える「日本死ね」という言葉だが、なぜこんな言葉が流行語にノミネートされたの?という声があがっていた。タレントのつるの剛士もこの言葉が選ばれたことについて「悲しい」とのべていた。
そんな中、俵万智が「死ね」なんていい言葉とは思えない。としながら、この選定について肯定的な意見をツイッター上でつぶやいたのだ。
かつて社会現象を巻き起こした彼女。そんな支持者の多い彼女だからこそ「何か言ってくれるのではないか?」と考えていた人たちは、「言い訳だ」となってしまったのである。
日本という国も日本語も心から愛しています。とツイートは締めくくられていたが、これに対しても「反日的な活動」や、「言い訳だ」などと厳しい意見が寄せられついに炎上騒動となってしまったのである。
俵万智は本当に反日か?そもそも流行語の審査員って?
「最後の良心」と思われていた俵万智が炎上してしまったのだが、厳しい意見も多いが、中には熱烈な支持者もいて、彼女をかばう人も出ている。
そもそも、審査員選びが偏っているように思うのは自分だけだろうか?気になる人は審査員の一覧をしらべてみてほしい。
去年の話だが、都知事選に立候補していた、鳥越俊太郎が審査員の一人で、選ばれた言葉がなぜか、「安部政治を許さない」
首をかしげずにいられないのは自分だけだろうか。なぜか鳥越俊太郎は今年の審査員から外されているが、どうも審査員が偏っているように思う。
自民党の支持者でも、安部総理の支持者でもないが、こういう賞の審査員である以上自分の主義主張や、思想はどこかに置いておくべきだろう。
いずれにしても、「日本死ね」という言葉に対して満面の笑みで壇上に上る国会議員の姿に違和感を覚える人も多かったのは事実である。
毎年恒例となっている新語流行語大賞だが、今年は暗い影をおとしてしまった。