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アメリカのトランプ大統領の訪日が5月26日、27日、28日の三日間で調整されていることが判明しました。
5月1日に新天皇が即位されます。
トランプ大統領は国賓として訪日するため、新天皇に初めて会見する外国首脳ということになります。
今回は、トランプ大統領が新天皇と会見する理由について考察していきます。
これまでも来日してきたトランプ大統領は国賓では無かった?
トランプ大統領の訪日は、これまでに幾度もありました。
安倍総理と一緒にゴルフをする姿や、高級割烹で日本料理に舌鼓を打つなど、一挙手一投足が話題になったのは記憶に新しいはず。
これまでトランプ大統領が訪日した際は、国賓という扱いではなく「公式実務訪問賓客」という立場でした。
日本の外務省が定めている外国の要人招待のランクには5段階があり、国賓はそのランクの中でも最上位にあたります。
これまで訪日してきた国賓と言えば、幸せの国ブータンの国王夫妻が有名ですね。
今回は初の国賓扱いでの訪日となり、新天皇と会見する方向で調整が進んでいるようです。
トランプ大統領本人もインタビューに対して「日本に招待され天皇の素晴らしい行事を心待ちにしている」と述べています。
トランプ大統領が天皇と会見する理由
今回、国賓として訪日するトランプ大統領ですが、どうして新天皇と会見するのでしょうか?
先ほども触れましたが、2017年に一度訪日しているトランプ大統領ですが、その時には国賓ではなく、あくまでも実務的な立場として訪日したことになっています。
事実、安倍総理との会談などで、アメリカとの外交関係がより強くなりました。
今回の訪日で国賓として扱われると、天皇皇后両陛下を中心にした歓迎行事や、会見、宮中晩さん会などが開かれます。
政治的な仕事もしますが、国家元首、国王のいないアメリカではトランプ大統領はある意味でアメリカの天皇と同レベルの立場にいるということです。
国のトップ同士が会見することは特段おかしいことではありませんし、非難されることでもありません。
新天皇と会見することで、トランプ大統領が日本にもつ印象もプラスに転じるのではないかとも見られています。
では、どうしてここまで会見する理由について各社が報道しているのでしょうか?
それには大統領選挙や日本の選挙が大きく関係しているからという指摘もあります。
日本の参議院選挙は7月に行われ、大統領選挙は2020年の11月です。
同盟国である日米の関係強化が参院選挙や大統領選挙に影響するのは明白です。
今回の新天皇との会見はG20大阪サミットの期間で行なわれます。
各国首脳へ日米の関係強化をアピールすることができれば、諸外国にとって脅威になる可能性が高くなります。
貿易摩擦問題の米中、歴史問題の日韓などに対して、強いフレンドリーシップをアピールしてけん制することにも繋がるでしょう。
政治的な利用はされないのが日本の天皇ではありますが、間接的に政治利用されているというのは皮肉な話です。
なんにせよ、トランプ大統領と新天皇の会見で、どんな発言をするか注目が集まるのは必至です。