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北朝鮮の金正恩委員長とアメリカのトランプ大統領の会談が行われています。
2回目の米朝首脳会談となる今回は一対一での対話が予定されています。
今回は、金委員長とトランプ大統領双方の狙いと、一対一の対話で何を話すのかについて考察していきます。
トランプ大統領と金委員長それぞれの狙いとは?
まず今回の米朝首脳会談の中心となる議題は、北朝鮮の核放棄が主題となるのは間違いありません。
会談では補佐官が加わる核交渉や食事会が予定されています。
米政府の要望としては北朝鮮の核放棄が段階的ではなく、速やかに進むことを希望しています。
北朝鮮側は、核放棄によって経済制裁の早期解除を求めて交渉を続ける見込みです。
では両首脳の真の狙いとはなんなのでしょうか?
トランプ大統領の狙いは、多くのメディアが「外交成果」と指摘しています。
大統領選挙を控え、再選を目指すトランプ大統領のアメリカ国民への点数稼ぎと揶揄されていることも事実です。
対して金委員長の狙いはなんなのでしょうか?
会談前に金委員長は以下の発言をしています。
“「私は父であり、子供がいる。自分の子供たちが生涯、核を背負って暮らしていくことは望んでいない」”
北朝鮮が核兵器を開発したのは、今回を含めたアメリカ首脳との対話のカードを得るためと指摘されています。
核兵器の放棄を餌に経済制裁の解除と、国際社会での地位確立を狙っている可能性もあります。
一対一はお互いの腹の探り合いになる可能性も
夕食会までに一対一の対話が行なわれます。
その対話の中でどのような会話がされるのかということに注目が集まっています。
お互いの腹の探り合いが行われるのは必至ですが、果たしてどこまで両首脳の関係構築がされるかも気になる所でしょう。
お互いの腹の内を明かしてから、補佐官を含めた核放棄交渉が行なわれるため、ここでの会話が会談全体の是非に関係してくると見て間違いないでしょう。
今回の米朝首脳会談では、日中韓の疎外感が話題になっています。
日本としては、拉致事件の早期解決についてトランプ大統領を通じて働き掛けたいと考えているでしょう。
中国は、北朝鮮とアメリカ両国に対して問題を抱えていますから、静観しながら交渉の落としどころを探っている可能性が高いです。
南北融和を訴えている韓国は、アメリカと北朝鮮による朝鮮戦争の終結宣言の行方に注目しているでしょう。
それぞれの国が、今回の会談の成り行きについて固唾をのんで見守っていることは間違いありません。
どちらにせよ、金委員長とトランプ大統領の関係構築が、今後の日中韓米朝関係に大きな影響を与えるのは間違いないでしょう。