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将来への不安を抱えている人は少なからず存在します。
将来にわたって今の収入が保証されているわけでもありませんし、これから収入が当たり前のように増えていく時代でもなくなっています。
特に20代のサラリーマンともなれば、まだまだこれから結婚して子どもを育てるわけですから、将来生きていくためにもお金が必要です。
最近では「投資」を行って資産を増やそうとするサラリーマンも多く、特に最近では20代のサラリーマンが投資を始めるケースも増えています。
実際のところ、20代のサラリーマンのうち何割が投資をしているのでしょうか。
20代のサラリーマンが投資をしている割合は8%
平成28年に日本証券業協会が行った調査によると、すでに投資を行っている人のうち8%が20代のサラリーマンだったそうです。
今となればどの程度増えているかは分かりませんが、100人のうち8人が投資をしていると考えれば、少なくない数字ですね。
20代のサラリーマンが特に行っている投資は「株式」「FX」「外貨」だそうです。
最近流行の「仮想通貨」が出てこないのは少々驚きましたが、一攫千金を狙うよりも確実な株式や外貨などを投資先として選んでいる堅実さが伝わってきます。
ちなみに30代のサラリーマンになると割合は同様の8%、40代のサラリーマンになると16%に投資率が上がってきます。
40代になって備えを始めようとする人が多いのに、20代からすでに投資を始めるのは先見の明があるといってもいいのでしょう。
20代のサラリーマンに投資できるお金があるのか?
このアンケートでは、投資していると答えた20代のサラリーマンの平均年収も調査されていました。
内容を見ると平均年収は300万円~400万円のサラリーマンが多かったのです。
20代ですから、まだ家族も居ないし結婚も当分先と考えて、自分の給与はほぼ自分の思い通りに使えるわけです。
余裕のあるお金を将来のために投資に回して増やしておく、というまたここでも「堅実ぶり」が見え隠れしますね。
またこの年代は「投資=ギャンブル」と考えない世代でもあります。
団塊世代はまだまだ投資をギャンブルと考えている部分もありますから、価値観の違いも影響しているのだと思えます。
実際に投資をしている20代のサラリーマンの声を聞いてみると、老後のお金を作るためなどと語る人は皆無です。
むしろ「これから起業する」「収入が不安だからとりあえず増やしたい」などと、当面10年先を見据えた考えの中で投資を行っているようです。
また株式への投資となれば株主優待などのメリットもありますから、それを目当てに投資をしている人も多いようです。
世代によっていろいろな考え方があるようですが、この20代の考え方が決しておかしいわけではありません。
むしろこれから変化していく現代社会に一番適応した生き方なのかもしれないな、と私は思いました。