【人気急上昇中の記事】 現在 18 名が閲覧中...![]() あなたのマンション、現在の価値がサクッとカンタンに調べられるツールが、いま話題に。 |
2018年は「美人局」による事件が頻発しています。
最近では9月13日に大阪府警から逮捕・送検をされた15歳~21歳の男女6人の事件の他、東京、神奈川、新潟でも美人局による事件がニュースになっています。
今回は、美人局の手口に騙されない為に注意しておくべき事についてまとめていきます。
美人局の手口とは?
多くの人が持つ「美人局」のイメージはどんなものがあるのでしょうか?
本当は未成年なのに、嘘の年齢を告げて援助交際や、売春を行い、後から、彼氏や兄と言った男性が脅し役となって現れ、お金を脅しとるのが美人局です。
漫画などでは、ギャングやチーマーといった、若い世代が行う犯罪のようなイメージがあるのではないでしょうか?
実際、最近報道されている美人局のグループの平均年齢は、総じて若年層であることが多く、人数も3人以上、5人以上といった小規模のグループで行われる犯罪であることは事実です。
9月13日の美人局事件の手口は、出会い系アプリで男性と連絡を取り、15歳の少女が一緒にホテルに行き、出てきた所で残りの5人が「俺の妹だぞ」と因縁をつけ現金を奪いました。
15歳であるため、「未成年淫行」の罪に問われたくない被害者が脅しに負けて現金を支払いました。
その後、「銀行で100万円おろせ」と脅し、男性と一緒に銀行まで行きましたが、男性が窓口で被害を訴えたことで逃走し、その後逮捕されました。
他の事件では、合コンサイトで知り合った女性が美人局の女性役で、ファミレスで食事中に「強姦罪」や「警察沙汰」という言葉で現金を脅し取ったというものもあります。
最近の美人局のキーワードは「インターネット」を使っていることがポイントです。
美人局の手口に騙されないために
出会い系アプリや、合コンサイトが全て美人局というわけではありませんが、現代の美人局の多くが、インターネットを介して行われているのは事実です。
美人局の対策は「女性と会わない」ことです。
特に出会い系アプリやインターネットを介したものは、過去にも多くの美人局事件が多発しており、常に危険性があることを意識しておかなければなりません。
美人局被害に遭いたくないのであれば、最初から出会い系アプリなどを使わないほうがいいでしょう。
日常的に出会い系アプリを利用している人は、相手の女性が美人局であるかどうかを見極めることが重要です。
特に、出会い系アプリのプロフィール写真のクオリティがプロ級の写真であれば美人局やサクラの可能性が高いと言われています。
そういった相手からコンタクトを取ってきた場合には、「ウインクした写真を送って」など、こちら側が指定したポーズでの写メを送ってもらいましょう。
写真を送ってこない場合には、サクラや、美人局の可能性が高いです。
すぐにブロックしましょう。
直接会う段階でも対策が必要です。
持ち物は現金だけという風に、自分の個人情報がわかるものは持って行かない。
スマホには指紋認証や複雑なロック設定、推測しにくい暗証番号などを設定しておく。
万が一に備えて交通費だけは靴の中敷きの下に入れておく。
など何があってもいいような対策はとっておくべきです。
会ってからは、相手の自宅に誘ってくる場合や、相手の車に乗るなどは、かなり高い確率で美人局の可能性がありますので、細心の注意を払うべきです。
感想
いくら対策をしても、性欲には勝てません。
どれだけ効果的な対策方法を述べたとしても、こういった美人局が流行しているのは、多くの人が被害に遭ったまま、泣き寝入りしているからとも言えます。
実際、逮捕されているグループは、氷山の一角の可能性もあります。
今は詐欺事件などの取り締まりが厳しいこともあるため、かなりえぐい方法で美人局をして、事件の表面化を抑えているという事もあります。
今はインターネットが主流ですが、以前はテレクラや伝言ダイアルなどが、美人局の恰好の餌場でした。
通信が進化すると共に、犯罪の手口も進化しているという事は頭に入れておくべきです。
美人局から身を守るには、他人の力ではなく、自分自身しか頼れないということを覚えておきましょう。