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フリマアプリの運営で有名な株式会社メルカリは、自社研究開発組織「mercari R4D」が宇宙分野の研究開発およびテクノロジー開発投資を行っている。
メルカリと宇宙事業の関連性が見えないが、なぜメルカリは宇宙事業に参入したのでしょうか。
メルカリが宇宙事業に参入した理由をわかりやすくまとめていこう。
参入理由は、宇宙事業は成長産業だから!
メルカリが宇宙事業に参入した理由は、成長産業であることが挙げられる。
宇宙産業の2016年の世界市場は約38兆円・成長率3.1%であり、これは2018年の世界経済成長率3.9%に匹敵する。
それだけ、宇宙産業は成長の期待ができる事業であり、将来性の高い事業となっているのだ。
そして、日本でも「宇宙産業ビジョン2030」を打ち出しており、宇宙利用の産業創出に向けて取り組んでいる。
だが、日本の宇宙産業市場は約1.2兆円であり、規模としてはまだまだ小さい。
そのため、早い段階で宇宙産業に参入することにより、ビジネスチャンスが広がるため、メルカリは宇宙産業に参入していったのだ。
開発した技術をECに活用!
メルカリは宇宙産業の参入により、衛星データ利用のビジネス化を図る社会実装に向けた、宇宙分野の研究開発・テクノロジー開発を推進している。
メルカリは、コンピュータービジョンやML(機械学習)、AI(人工知能)などのテクノロジーを応用し、衛星データの新たな解析手法の開発を目指しているのだ。
より具体的に言えば、衛星データを活用し、土壌などの地表面を検証し、変化量や効果量を数値化する技術の研究・テクノロジーの開発を行っている。
これが成功すれば、環境や農業、防災分野に活用することができるだろう。
さらに、これらの技術はECに実装され、新たなサービスを生みだすことも期待できる。
このように、宇宙事業に参入することにより、可能性を広げることができるのだ。
将来性があり、ビジネスの可能性を広げてくれるからこそ、メルカリは宇宙事業に参入したのである。
メルカリは、宇宙事業に参入している。
一見するとメルカリと宇宙事業には関連性がない。
しかし、将来性や得られる技術・テクノロジーを考えれば、メルカリが宇宙事業に参入するメリットがあるのだ。
今後、宇宙産業は成長が期待できる分野であり、将来性のある分野と言える。
そして、宇宙産業の参入によって、様々な技術・テクノロジーを開発することが見込めるのだ。
今後、宇宙事業の参入を目指す企業は増えるだろうが、先に参入したメルカリの方がメリットは大きいだろう。
先を見据えた、素晴らしい判断なのではないだろうか。