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和牛の受精卵と精液が中国に持ち出されそうになった事件で、流出元の農家が特定された。
徳島県の畜産農家であり、経営者は認めているようだ。
もし不正流出していた場合、最悪どんな事態に陥っていたのだろうか。
和牛の受精卵の流出元が特定!
和牛の受精卵と精液が中国に不正で持ち出されそうになった事件で、流出元は徳島県の畜産農家であることが特定された。
この事件は大阪府警が捜査しており、受精卵の入った容器の販売ルートなどから、流出元の畜産農家を特定したとのことだ。
3月3日、大阪府警は特定された徳島県の畜産農家を家宅捜索している。
畜産農家の経営者の男性(70代)は、「面識がない人物に数百万円で売った」と話しているとのことだ。
大阪府警は、和牛の受精卵と精液を購入した人物の特定を進めている。
今後、さらに捜査は進展していくだろう。
和牛の受精卵が不正流出したら最悪どうなっていた?
今回の事件では未遂に終わった和牛の受精卵の不正流出だが、もし中国に不正流出していたら最悪どうなっていたのだろうか。
不正流出した場合、一番影響を受けるのは日本の畜産農家だ。
なぜなら、受精卵が流出するというのは、和牛の遺伝資源が流出することを意味しているからである。
その結果、海外でも和牛を生み出すことが可能となり、日本の和牛というブランドが低下してしまうのだ。
実は、過去に和牛の海外流出はあった。
アメリカを経由してオーストラリアに和貼っているのだ。
これにより、オーストラリアでは現地産の和牛が「WAGYU」というブランドとなっている。
日本の和牛に比べ、はるかに価格が安い。
そのため、オーストラリアから海外にも輸出されており、日本の和牛ブランドに影響を与えているのだ。
もし、中国にも和牛の受精卵が不正流出していた場合、似たような事態に陥っていた可能性がある。
畜産農家を守るためにも、受精卵の不正流出は防がなければならないのである。
和牛の受精卵が中国に不正流出しそうになった事件で、流出元の農家が特定された。
徳島県の畜産農家で、経営者は「面識がない人物に数百万円で売った」と話しているとのことだ。
もし、不正流出していた場合、最悪日本の和牛ブランドが低下した可能性が高い。
中国で和牛が生み出され、安価で大規模な輸出をされれば、和牛のブランドは一気に低下するだろう。
過去に日本の和牛は、オーストラリアに流出した。
そして、オーストラリアでは「WAGYU」というブランドで海外輸出をしている。
中国に流出した場合も、同じようになっていた可能性があるのだ。
和牛のブランドや日本の畜産農家を守るためにも、不正流出はあってはならないのである。