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週刊新潮が、ニッチだが面白みのあるスクープをあげている。
多くの方は山口敬之という人物について知らないだろう。しかし、知る人ぞ知る、今をときめくジャーナリストだ。
なぜ、「いまをときめく」かといえば、あの安倍首相や菅官房長官がもっとも信頼するジャーナリストとして名を馳せ、「総理」「暗闘」などの著書が有名になった人物だ。
もともとはTBSの報道カメラマンだったが、名を挙げたのはワシントン支局長時代。「ベトナム戦争当時の韓国軍慰安所の存在を指摘するアメリカの公文書」の記事を週刊文春に寄稿したのだ。当時、いちTBS社員が、勝手に週刊文春に寄稿してしまったわけだ。当然社内で居場所はなくなる。
ちなみに、内容は要するに「ベトナム戦争時、韓国だって慰安所を作っていた。それを米国の公文書に記していることがわかった。」という内容。この主張の方向性が、彼がのちに「安倍の犬」「御用ジャーナリスト」と呼ばれる理由につながる。
しかし、この件を経て、彼は大宅壮一ノンフィクション賞を受賞するなど、個人としては華々しくジャーナリストデビューをしたわけだ。
そして、週刊新潮にて、その山口氏がまさにジャーナリストとして華々しくデビューした直後に犯した罪について、被害者の告発があったのだ。
週刊新潮で被害女性が告発した内容は?
週刊新潮には生々しく、被害女性の当時の証言が記載されているが、かいつまんでいうと、当時ジャーナリストとして仕事をしたがっていた女性が山口氏と知り合い、仕事を紹介するそぶりを見せられながら、二人きりで飲みに連れられ、意識を失って気づいたら襲われていたというものだ。
女性曰く、酒で記憶をなくすことなど自身の経験上ありえず、ドラッグを入れられたという認識でいるようだ。この件をうけ、女性は警察に通報。準強姦罪で山口氏を逮捕する直前までことが進んだ。山口氏がワシントンから帰国すると同時に、逮捕になるはずだったのだ。
しかし、結局逮捕はされず。
週刊新潮によれば、この時に逮捕取りやめを指示したのが、警察官僚の中村氏。この中村氏は、菅官房長官が絶大な信頼を寄せる人物で、将来の警察庁長官にもっとも近い男なのだそうだ。
結局、山口氏は逮捕されず、女性は泣き寝入りせざるを得なくなり、週刊誌にことの経緯を告発するに至ったのだ。
山口氏とは一体?
いかにも野党が好みそうな案件ではあるが、どうも総理周辺の仲のいい人たちで結託して、えこひいきをしあっているような印象を受ける。
そもそも、山口氏が脚光を浴びることになった「ベトナム戦争当時の韓国軍慰安所の存在を指摘するアメリカの公文書」。これが原因で山口氏はTBSからジャーナリストを左遷され、退職している。
山口氏が、真実を追求するジャーナリストを体現した男であったのか、はたまた時の政権におもねるべくして、ある種の下心があって、こうした記事を出したのかは不明だ。
また、今回の女性スキャンダル(スキャンダルというより容疑だが)は、単に個人的な嗜好に基づくものなのか、自分が大物になったと錯覚させる何かがなしたものなのかも不明だ。
しかし、どうしても疑問に思うのは、なぜ権力者の周りに、こうもきな臭い人物がつきまとうのか。
今週の週刊誌では、一方で菊川怜の旦那である、大富豪の穐田輝義氏の婚外子報道も出ている。
自らの力で富を得た男が、複数の女性と合意の上交際している一方、権力者の名前をチラつかせながら、合意なく女性を丸め込もうとした男が、あまりにも対照的すぎて辛いと感じるのは、私だけではないはずだ。
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