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女性都知事としていまも活躍中の小池百合子都知事だが、その手腕に比例して巷では応援しているファンだけでなく嫌いと公言されることも多いようだ。
政治の主義主張のみならず、中には声やメイクが嫌いといった外見に言及するものまで出てくる始末だ。
ここまで来ると言いがかりに近いものがあるが、一方で小池知事を嫌いと言いつつその手腕や今後を期待する声も聞こえてきた。
特に最近は嫌いという人が多くなっているようだが、なぜこれほどまでに評価が分かれ続けるのか。その原因を見ていきたい。
出馬当初から批判の嵐!キムタクへの対応で悪化か?
もともと出馬当初から小池知事に対する風当たりはきつく、当選後も過去の結婚について追及されるなど女性として厳しい立場に立たされながら政治活動を続けているが、そんな小池知事に対して最近はさらに嫌いという評価が目立つようになった。
これについては予測の範囲ではあるが、テレビ出演や政策によるイメージの変遷が関係しているのではないだろうか。
昨年10月3日、小池知事はビストロSMAPに出演した際、キムタクチームに提供されたラーメンに「うまくできてる、食品サンプルみたい」と表現した。
別の場面でも厳しい態度が見え隠れし世間に”キムタク嫌い”の印象を視聴者に植え付けたことも批判の増加につながっている可能性があるだろう。
この時点で年末に解散を控えていたこともあり、多くの国民が注目していたSMAP番組内での出来事という事もあり、イメージは大きく下がったのではないかと思われる。
さらに政治面でも、以前から議論されていたとはいえ急に決定された印象が拭えないままカジノ法案積極派として取り上げられたことで、反対派からの評価が落ちたと考えられる。
一方で、嫌われ度合いは期待値の現れという人も…
しかしそんな”嫌い”という評価が蔓延する中で「嫌いではあるけど……」と、その先に小池知事を評価する言葉が続くことも。
そもそも、本当に期待していない相手は意識にすら上らないという人は多いだろう。それと同じく、まったく見どころのない知事であったならば当選以前に話題にすらならなかった可能性は高い。
これまで聞こえてきた嫌いという批判の中にも、「性格は嫌いだけど政策は期待している」「小池知事は嫌いだけど、女性でここまで残るには相当の苦労があったはず」と賛同する声もあった。
だがそうした共感を得られない相手からは「女性としての演出がうっとうしい」という批判が多い。
こうして見てみると、政治家としての評価と女性としての評価を分けて考えられるか、または男性社会の中で女性が働くことの難しさを共感できるかで期待値に差が出ているように見える。
小池知事は都知事戦時代に、池上彰さんの番組内で「どうしてここまで嫌われているのか」という問いに「嫌われることをやるのが政治の仕事」と返答している。
このはっきりとした姿勢が、嫌われながらも支持される強さの原因の一つなのかもしれない。
女性知事として様々な壁が立ちふさがる小池知事だが、性別の壁に負けず政治家として結果を出していってほしいところだ。