【人気急上昇中の記事】 現在 18 名が閲覧中...![]() あなたのマンション、現在の価値がサクッとカンタンに調べられるツールが、いま話題に。 |
座間市のアパートで9人の遺体が見つかった。犯人は逮捕されており、遺体が遺棄されていた部屋の住人である白石隆浩容疑者である。
白石隆浩容疑者は取り調べで殺害を認めており、証拠隠滅のために遺体を切断したと供述している。白石隆浩容疑者は自殺志願者と連絡を取り殺害していたようだ。白石隆浩容疑者の罪名や刑罰はどうなるのだろうか。
座間死体遺棄事件の犯人の罪名はどうなる?
座間市で起きた残忍な事件である座間死体遺棄事件。9名もの命が奪われてしまった。通常なら殺人事件であり、白石隆浩容疑者は殺人罪が適用されるだろう。
しかし、現在の情報だと白石隆浩容疑者が殺害した相手は自殺願望を持っていた人物である。自殺願望者に自殺する道具や場所を提供し、手助けをすると自殺幇助罪となる。しかし、遺体がバラバラであることから、これは適用されないはずだ。
また、相手から頼まれて殺害を実行した場合は嘱託殺人罪となる。そして、相手の意に反して殺害した場合が殺人罪となるのだ。現在の白石隆浩容疑者の供述から殺人罪が適用される可能性が高いが、起訴する際の罪名に注目だ。
座間死体遺棄事件の犯人の刑罰はどうなる?
白石隆浩容疑者の刑罰は罪名によって変わってしまう。嘱託殺人罪の場合、法定刑は6月以上7年以下の懲役または禁錮だ。
一方、殺人罪の法定刑は死刑または5年以上の懲役である。つまり、罪名によって刑罰も変わってきてしまうのだ。ただし、殺人罪で起訴され有罪となった場合には、ほぼ間違いなく死刑が言い渡されるだろう。9人もの殺害をしておいて死刑にならないことはまずないからだ。
また、可能性だけならもうひとつある。それが心神喪失により責任能力が欠けているとなった場合だ。この場合は無罪になる可能性すらある。しかし、現在の供述などをみる限り、心神喪失と認定されるとは思えない。そうなるとやはり、座間死体遺棄事件の白石隆浩容疑者の刑罰は死刑が濃厚だろう
まずは座間死体遺棄事件がどう起訴されるのかに注目だろう。自殺願望者の殺害だが、まさか嘱託殺人罪で起訴されることはないだろう。現状から言って殺人罪で起訴されるはずだ。殺人罪で起訴されたとなれば刑罰は死刑だろう。9人も殺害して死刑でないのはおかしい。
ただし、心神喪失により責任能力が欠けているとなると話が変わってくる。しかし、現在の供述や情報だと心神喪失とは認められないだろう。やはり、殺人罪で起訴されて、裁判を経て死刑判決が濃厚ではないだろうか。