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2019年10月から消費税が現行の8%から、10%に引き上げられます。
今回は、今からの約1年間の間で8%の消費税の内に購入しておきたいものについてまとめていきます。
消費税10%は本来2017年4月からだった?
皆さんもご存じかと思いますが、消費税10%は本来2017年4月から施行される予定でした。
しかし、延長を決めた2016年当時、2014年に5%から8%に消費税を引き上げたときには、施行前に駆け込み需要が起こり、施行後には消費が大きく落ち込みました。
その落ち込んだ消費自体が2年たった2016年の段階で回復していませんでした。
国内の個人消費の低迷が続いたこともあり、2017年4月に増税をすると、さらに消費が冷え込み、日本経済がデフレの状態に戻ってしまうかも知れないと安倍首相が判断したのが延長の理由です。
消費税増税で買っておきたいものの考え方とは?
消費税の増税で買っておきたいものの考え方は大きく分けて3つあります。
1・・・消費税増税に伴って値上がりが予想されるもの
2・・・値崩れしにくく、消費税増税前に購入しておいてもいいもの
3・・・値下がりする、もしくは値引きされることが多く、消費税増税分がそのまま値上がりす
るとはかぎらないもの
この3つです。
1と2は購入前に検討を重ねる必要があるもので、今回のコラムで紹介したい商品が含まれています。
3に関しては、駆け込み需要で購入しても特にならない可能性もあるので、慌てて買う必要はないでしょう。
必要に応じて購入してもいいものです。
1の商品に該当する商品は、「チケット系」と「書籍系」、「専門店で購入しなくてはならない化粧品」などが挙げられます。
「チケット系」の中でも、東京ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどの人気アミューズメントのチケットは、増税に乗じて値上がりすることは確実です。
有効期限などを考えて、増税前に購入しておくと得です。
2の商品は「交換系」のものを指します。
例えば、浄水器のカートリッジや、プリンターのインクなどが該当します。
消耗品ということもあり、値引きしなくても購入しなくてはならないもののため、消費税増税前に駆け込み需要で購入しておいてもいい商品です。
そのほかには、高額な「墓石」や、「ひな人形」、「5月人形」といった商品も増税前に購入しておいてもいいでしょう。
【おすすめの増税前駆け込み購入商品】
1・・・チケット系
2・・・書籍
3・・・高額化粧品
4・・・交換系商品
5・・・高額商品(10万円以上)
消費税が10%になることで駆け込み購入をするのは間違ってはいません。
しかし、日本は世界の中でも消費税率が低い国だということを忘れていませんか?
アジアの中では台湾の5%が最も消費税が安く、日本は8%で下から4番目というランキングになっています。
ほかにアジア諸国で一桁%台の国はシンガポール、タイの7%があるだけで、それ以外の国は10%以上の消費税になっています。
日本は国内総生産も高く、台湾やタイと比べると手取りの給与も高額です。
世界で見ると、最も消費税が高い国は「ハンガリー」の27.0%です。
消費税が高い分、医療費補助や年金制度といった行政がしっかりしているのも特徴です。
ヨーロッパは特に消費税が高く、行政の補助がしっかり構築されています。
日本の行政も世界に比べてそん色ないシステムではありますが、まだまだ国民の負担も大きい部分がほとんどです。
消費税増税でバタバタするのはわかりますが、国の行政システムをしっかりと判断して、選挙に参加するなどといった行動も求められてくるのではないでしょうか?